[大工さんの仕事]
「左官さんの仕事」というカテゴリ(分類)を作ろうかしらんというくらい、左官さんたち(「てご」も含めて)の作業が多いうちの古民家工事でございます。
※注※ 方言解説
「手後」というPCの語彙変換が出てきて・・・・「てご」ってこてこての方言(博多弁でもそうとうマイナーな?? 一部地方の、うちあたりだけの特殊・業界用語(笑)なのか)と思ってたら、もしかして「古語」が残ってたのやもしれん(笑)どう思われますか? みなさまのあたりでは使われますか?
アフター(絶賛工事中)
何度か拙ブログでも書いていますけれど「しっくい」というのは、お座敷や「表(お客さんが来られる部屋など)」に上塗りとして使われて、納戸・水回り・押し入れあたりは下塗り(赤土)だけで、上に新聞紙を貼ってあったり・・・・してたものでしたが。その後の時代の「はやり」というのかキラキラ光る「ジュラク」が、お座敷に使われたりしたようです。
ビフォー(天井裏の壁・中塗りのみの部分)
※過去ログより 2018.2.22.
fujiwarakominka.hatenablog.com
あそこの『古材の森』さんも、そうとう大きなお屋敷(旧商家)だったようですがそれでも、トタンでふせて(外壁施工)補修してありましたものね・・・・・それは決して少ないことではなくみんな日本全国? 世界中? 「衣・食・住」節約して暮らしていたものです。ここのおうちも解体の相談があり、見せてもらった会社の方があまりに立派だし「そぜて(傷んで)」ないしというので試行錯誤の末いろんないきさつもあり、今は素敵なお店(おもしろいイベントを企画したり、お料理もサービスもよろしいという・・・)になって、前原商店街の核となっているのですどうぞ、お近くを通られるときはお立ち寄りくださいませネ。 注・今日は水曜、定休日です。
『古材の森』
住所 糸島市前原中央3丁目18-15
電話 092-321-4717
営業時間 11時半~午後5時
(定休日・水曜)
※インスタグラム、Twitter、ふぇいすぶっくなどで、発信してあります。「古材の森」で検索してください。
※過去ログより 2018.3.4.
fujiwarakominka.hatenablog.com
もちろん現代に生きるわたくしたちは、やっぱ「ぽとん」のトイレで、お風呂も別棟(たきぎを燃やして)お台所もさむ~~~い北側や暗い場所にある・・・という不便さには、体が「やわになり(軟弱になり)」体調まで壊しそうです(笑)せめてトイレは簡易水洗、汲み取りとしても合併浄化槽としても etc 時代に合わせたリフォーム工事をして、快適な暮らしが送られると思いますけれど・・・
※過去ログより 2020.6.20.
fujiwarakominka.hatenablog.com
そうしてあちこちの古民家が、庶民の「小さな(十分、大きいのだけれどね)家」が新しく「持ち主」とめぐり会い・・・・ヨミガエルノハ、大工冥利に尽きるというか。その家のよさをわかってくれる施主さんに出会い、工事させていただいてありがたいことでございます。
ほぼ半年くらい前の写真ですけれども、もう不肖kominka(ツマ)ですらなつかしい感じ(笑)これが、あんな立派になろうとは・・・・立身出世した子ども(?)を見るおばあさんの気分ですわ(笑)
まずは。草刈り、整備、下屋の解体 etc
× × × × ×
※過去ログより 2018.10.4.
fujiwarakominka.hatenablog.com
※過去ログより 2014.2.27.
fujiwarakominka.hatenablog.com
「古民家・中古住宅を、買ってすべて自分たちで好きなように、リフォームして」という方々が増えてきているようですけれども・・・・・不肖kominka(亭主)はプロとして、自分の納得のいく古民家工事を思う存分してみたいという思いもありこのおうちを、再生・増改築しているところです。
※過去ログより 2022.6.27.
fujiwarakominka.hatenablog.com
※広告・宣伝(笑)させていただきます※
どこから施主さんが「自分で」できるのか? というご相談や、「この古民家が、まだ大丈夫なのか」というご相談も(実費・相談料いただきますので、ご遠慮なくお申し付けくださいね)・・・・・お受けしておりますのでお気軽に、お問い合わせください。
ではへっぱくはこのへんで今日も肌寒いようですがここ数日は太陽も出て、昼間は暖かくなりそうですどうぞよい一日でありますように~~♬