[大工さんの仕事]
そのむかし(というか、こないだ?? )自分の仕事の経歴を「若いときから、なんでもしてきた」と言われる方は多かった(自分比)昭和~平成と、勤続年数が長い方もおられたけれど。「なんでもした」とは、もちろんヤバい(法律すれすれの?)ことではないと、思いますが(笑)
義務教育を終えて「住み込み」の仕事につき(集団就職の工場勤務も含めて)そのうち、トラバーユ(転職)してお給料もだけれど安定した仕事を求めて・・・日本経済を支えてそうして自分も家族を養い、暮らしてきた庶民の生活だと思うのです。
「ひんまがっても(方言)」がんばる金物たち・・・
「たたきつけ大工」という言葉を、ご存知??
いろんな現場(おうち)に、思いをはせて・・・
うちの薪ストーブで「出る」燃え残った釘・・・・あまりに曲がっているので(笑)金物も「よぅ頑張るのぅ」ちいう、感じではあ~~る。けなげであります。
よぅ燃えますばい(金物は、残る・・・)
うちの大工さんたちは(誰かさんを含めて)ベテランで、そんな人はいないと思われるのですが。もちろんたまには、釘を打つとき失敗することもあるでしょうけれど・・・こうも曲がった釘があると「たたきつけ大工」(やっつけ仕事的な雰囲気で、話されていたものです)という言葉があるのだけれど。
そのむかし(半世紀くらい前? )は、棟上げなどもご近所で手伝ったりしてすべて人力でしたからね・・・下手な釘打ちも「手伝い」も、あったかもしれませんが。5寸釘などは、力まかせに曲がっても打ち込んで(?)造作された模様ですたぶん。
※過去ログより 2019.5.9.
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「手が綺麗」というのは、腕がいい大工さんのことをさします。自慢みたいになりますけれど誰かさんはアイデアもいいらしいけれど、「綺麗か仕事をする」と言われることも、たまに(笑)ありますのようふふ。わたくしとしてもうれしい言葉でございます。
めったにしない「仕事」ですうちでも・・・これ。
「門」の造作(作業場で)
解体工事も、「棟上げの逆バージョン」で(?)みんなで作業を進めていきますいくらか時間はかかるかもしれませんけれど重機でがーーっとつぶすのではないので、持ち主の方に喜ばれる(?)ようです。
※過去ログより
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田舎の地域でも、工務店もなくなり(事業主だった大工さんたちが鬼籍に入られたり、廃業・卒業されたりして)ご近所で、解体工事を頼まれることもここ数年、増えてきまして時代の流れかなぁと思います。解体更地にして「借地」だった場所を返すとか「区」の土地だったり・・・・戦後住宅事情もあり建物だけを、建てたおうちも多かった(田舎比)のだろうと思われます。
地域でも(小学校区域程度)ベテランの大工が何人もおられたし、誰かさんも「わかぞう(新人?)」だったのがそれなりの年齢になったと申しましょうか?(笑)諸先輩方は、ほとんどおられなくなりました。
夕方の解体現場
fujiwarakominka.hatenablog.com
なんの仕事でもそうでしょうけれど(昨今の社会現象の、派遣労働者は、別物だ(大怒! )と、わたしは考えています・・・働く「人」を、もの? 消耗品と見ている! )庶民はまじめに、働きますどんな仕事でも。
生活の糧を得るためにみんな、働いているのですから「自分の適性に合っている」かどうかとか、選べなかった時代・・・・が、昭和だったのかもしれません。曲がった釘を見ながら、そんなことを考えたりしています(笑)みなさまは、どうお感じになりますでしょうか?
「マキ」にするのは、ある程度大きくないと・・・あっというまに燃えてしまうし
「これは、なんだろう?」興味津々の不肖kominka(ツマ)です
ではでは、お日さまがさしても風は冷たい、また2月ですもの(笑)どちらさまも「伊達の薄着」などなさいませぬよう・・・お体ご自愛くださいネ。よい週末でありますように~~~♬