*[大工さんの仕事]
こないだ・・・「門が強風で倒れた」との連絡で作業場(切り込みなどをしている作業小屋・福吉にあります)に運んで修復作業をしてそして、できました。個人のおたくとしては「門構えのある家」はあまり見かけなくなりましたよね。アプローチとかって洋風のお庭・ガーデン風の・・・が多いかな?
また。門を修理させていただきました。
瓦が乗ったような門を「冠木門」というのかと思っていたのですが(独断と偏見でえへへ)ネットで調べてみると(便利! 写真もあるし。昨今はあまりに簡単に検索できるコワイくらいです)・・・・ほんとうは黒澤映画に出てくるような門柱(木の柱)とシンプルな柱を横に乗せたもの、神社? 古いお寺? などで見るような「あんなの」らしくて・・・こういう「屋根があるの」を冠木門と呼ぶようになったのはわりと新しい(明治以降? )もののようです。
さらに国会図書館などのデータベースというのが出てきて(ありがたやありがたや)「屋根が乗ってない門」を冠木門というそうな・・・・なんか、言葉やイメージが時代と共に変化して(みんなの感覚として)きているようです。今度から単に『門』と呼ぶことにしまする・・・・知ったかぶりで恥かきそうです・・・
なんだかねそれぞれの人が、違うものを「冠木門」と思っているような気がするのだけれど・・・みなさまは、どう思っておられましたか?? お尋ね申す(笑)
「金物」(留め金)もコミセン(木の釘?)も使っています。
10年位前に古材で柱を補強して修理させてもらっていたのですけれどなんとこちらのお父さん(大工さんだったとか)の作だったそうです「大切にされているんだなぁ」と思ったことなど思い出しました。
今朝は久々の雨・・・連休の疲れが出ていませんか? 「木の芽どき」はなにかと体の変化もあるころ・・・どうぞお体ご自愛くださいネ今日も、よい一日でありますように。