「生コン打ち」 - 古民家の記

[大工さんの仕事]

　気安く「生コン打ち」をする・・・と言われるけれど、その下準備たるやかなり手間ひまかかっておりまする。

f:id:fujiwarakominka:20210821095005j:plain — 下地補強

　月曜の朝から誰かさんが飛ばしておりま（笑）雨の上がっているうちに・・・と「気ぜわしい（方言かなぁ？）」午前中になりそうです。

　あそこの旧母屋を納屋に「減築して改造」している建物ですが、はたから見たら「建て替えたら」と言いたくなるような（？）写真になっていますけれど。実際に現地で、見てみるとそれなりに「確かに」そうだろうな～ち、思えるのでした丁寧に工事は進められております。

※過去ログより　　　　　　　　　2021.8.4.

fujiwarakominka.hatenablog.com

f:id:fujiwarakominka:20210821095053j:plain — ガルバリウム鋼板（屋根材）で「軽く」なりました。

f:id:fujiwarakominka:20210821095139j:plain — 鉄骨（補強）で・・・

　「あれが、こうなるか」というようないい事例（？）であります（笑）また、それが「売り」というか～～独自性・オリジナリティー（？）そんな不肖kominka（亭主）の仕事のやり方がいいと頼んでくださるお客さんがご近所におられること、ありがたいことだと感謝しておりますありがたや。「がらくた市」もしかり、遠くからでもはるばると来られる方もあり（コロナ禍ではありますが・・・どうでしょね？）お客さんがあるから、７６回も（もう２０年近く？うは～～）続けられているのですありがたやありがたや。

　建物も・・・・建て替えが主流の日本の建築業界だと思われます。大掛かりなリフォーム工事・古民家改造工事は、大手ハウスメーカーもしているようですから、もうかるんでしょな（笑）うちは田舎で、回りのお客さんも質素な暮らしぶりですから「節約」というイメージの住宅改造工事・修理工事はまだまだたくさんあると思われます。ここで約４０年大工として、仕事させていただいてきてほんっとうにありがたいことだと感謝している不肖kominka（ツマ）なのでした。