古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

あっちの工事、こっちの工事(打ち合わせも・・・)

*[古民家改造工事]

 拙HP、拙ブログ・・・さもさも古民家専門(?)のように書いていますが(笑)そんなことはなく(笑)誰かさんは「いつも」したいようですのにたまに? 新築もあるし(ありがたいことです)ふだんは、増改築・リフォーム、小さな改造、修理修繕工事も多い日常なのでございます。年末年始に、お客様の都合で(お正月に関係なく「お仕事」の方も、多いのだったほんとうにご苦労様です)誰かさんも打ち合わせに出かけたり来ていただいたりして、うちの薪ストーブもフル回転しているところです。

 

 

 こないだから「しかかっている(方言。しはじめている)」あそこね・・・納屋がいくつもあり街で暮らしてあった方たちには「いらんもん(不必要な建物)」かもしれないけれど・・・・たいてい「解体除去」したいと言われる方は多いのだった。でも今の時代いくら小さな倉庫でも新しく建てるとなると、確認申請が必要ですし「ある建物」を生かして、とりあえず使ってみる・・・のは、よいことだと思います。特に農作業をされたいのであれば「便利」と思われる・・・

 

 

 

             南側にいいぐあいに。

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お庭も広い・・・

 

 田舎のおうちは「置いとける」からそれはたくさんの「もの」たちが残っている家は多いのですまずは、古民家はそれを片づけることからはじまります。

 

 

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天井裏(屋根裏部屋)

 

 

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「木」のものは、残しましょう・・・

 

 

 

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「玄関」付近

 

 家にとってみれば「いきなり」かもしれないのですが(笑)まずは壁や天井材をはがす・・・・「やぶる」と元の骨組みが見えてきてイメージもしやすくなりますし「仕事がやりやすく」なるのです。

 

 

 

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「いきなり」(?)天井をやぶる・・・

 

 こちらのおうちは明治中期の新築(建前たてまえ・棟上げ)・・・「昭和の大改造」もあったようですけれど(どこぞの桂離宮かい?? あはは)真ん中の一番中央の部分は、まったく(?)痛んでなくてそのときどきに改造工事しつつ修繕・手当もしてこられていたのでしょう・・・立派な家は、立派なままに残っていました。

 

 

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ふつうに。広い、天井が高い「お座敷」だった・・

 

 

 

 特にお座敷部分(ふた間、と広縁)は天井も高いし・・・それは素敵な梁組みを見せて「吹き抜け」のある広いLDKになる予定・・・誰かさんが大胆な提案をして施主さんご家族も、納得されてのことでございます。よ。

 

 

            お座敷(天井裏も高いのがわかる)

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明治の「建前たてまえ(棟上げ)」部分。

 

 だいたいの間取りは決まっているので・・・お正月明けから大工さんたちにも、こちらのおうちも・・・通ってもらうことになりそうです。どうなるのか不肖kominka(ツマ)楽しみにしておりまする。