古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 今、打ち合わせしている「介護保険適用工事」のおうち。そこで50代の娘さんが「母親」を見てある・・・。おばあちゃんは、認知症なれど、なんか「心理的に」介護の姿勢が、違うのよ。ゼッタイ怒られません。子育てのときと、似たものを感じる・・余裕ある「介護姿勢」なのです。ごく自然に。


 彼女は、ダンス(新体操系、エアロとか健康体操を、教えてある)が専門の、プロ。つまりそれで「生活してある」ということです・・・。
 20年位前から「老人ホーム」「障害者の施設」とか、いろんな団体に、教えてありました。こないだ20周年の発表会を、大きな文化ホールでされ、大成功(立ち見も出るくらいの、超満員)だったらしい。
 この地域に、しっかり根付いて、JAからダンスサークルからいっぱい、いろんな関係者に「たくさん来ていただいて・・」と、言われますが。彼女が太陽みたいな、魅力的な方なのですよ。10年来の知り合いなのだけれど、「初めて知った」のでした。


 その人が、おばあちゃん(母親)を、「ちゃんと見たい」と、何年か前から少しずつ準備してあったようで。“見守り”が必要な・・・介護度も高いようです。
 2階をダンスの練習場にして、生徒さんも出入り自由。そして認知症がかなり進んだ母親の、「近所の友だち」とかにも、自由に来てもらえる「宅老所」のようなのを、将来的に考えてあるみたいでした。
 しばらく1年半くらい、グループホームにおられたらしい(家族の事情で)。その「施設」にも、書類を取りに行ったりするんだけれど・・・「あ〜Aさんの・・・」と、みなさん親切。彼女がよほど好かれているのでしょう。おばあちゃんも、のびのびと?草むしりなどして、とても認知症には・・・kominkaには、わからなかったです。それを2階のホール(ダンスのお稽古ができる大きな部屋)から見ながら、お話をしました。


 そして「お年寄りにもダンスを」。リハビリじゃなく、楽しくやれる、遊び的な・・・ことをしたいと、考えてあるようです。すばらしい発想でしょう??そしてそれを実現するパワー。


 そこのトイレを、和式を洋式に改造。男性用を無くして、広くして。お年寄りにやさしいトイレは、若い人・元気な人にも「やさしい」のです。
 ちょっと古い、普通の民家です。モダンな家ではありません。ハーフビルドで、自分たちで(お弟子さんとかと)クロス貼ったり、これからいろいろ改造したい、「相談にのってね」と、頼られてしまいました(笑)