古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

解体する「小屋」

[大工さんの仕事]

 がんがん重機で、取り壊すのではなくて「手、壊し テコワシ 」で丁寧にとかれている「小さな建物」ですがまずは、中の「もの」を片づける(けっこう膨大な量です)・・・・という仕事から始まります。こうやって見てみるとすっきりとして、まだ使えそうな感じではありますけれど、建物にも寿命(?)というのか運命(持ち主の方の事情)もあると思います。

 

外からは、風雪に耐えた・・・というのが、よくわかります

 

 

 そちらのおうちの方とわたしたちとでお祓いをして、神主さんに建物の魂を「ぬいて」もらいました(その建物に感謝を込めて)・・・・板壁だけのシンプルな小屋でも、ていねいに大工さんが作られたというのがよくわかるのでしたこれから、瓦をはずして「建てる逆」バージョンで、けれどあっというまに(?)解体工事は進みます。

 

「小屋裏」も、「普通の家のように」梁があります。職人の「仕事ぶり」がわかる。

筋交い スジカイ がきちんと、入っている・・・・

 

 

 今の時代はどんな小さな建物でも(10㎡以上は)山の中でも、畑でも宅地(自分の敷地内)でも確認申請が必要で、そこへ至る「接道(道路)」が必ず要求されるのです・・・・火事や、自然災害の時にまずは「車が入らねば」作業できないということも、あるのでしょうけれど。

 「壁の補強」として金物・金具、筋交いなども、図面で厳しくチェックされるのでしたもちろん、その土地が斜面だったり(北側斜線うんぬん)隣への日照権や居室であれば自然の光(採光)かんぬんの問題もお役所で、厳密に「図面で」見られて・・・・そして最初の図面通りに建てているかどうかの最終検査まで。山のように(?)検査されるのでございます。

 

※過去ログより                                                                  2019.8.24.

fujiwarakominka.hatenablog.com

 

 そんなこといわなくても庶民は(地元の大工さん・左官さん・瓦屋さんなども含めて)黙っていても、丈夫なように「補強する」のですけれどねぇ。たまに(?)アネハのような、人(組織も含めて)があって、不正をするとそれはたいてい問題を起こして摘発されて・・・そうして法律がどんどん厳しく細かく、いろんな検査機関もできて、好きな場所に好きな家(建物)も建てられないというか、先に規制ありき・・・という感じでしょうか(それに合わせて、建物・図面を「合格させねば」なりません)

 

そちこち、桜が満開・・・

※過去ログより                                                                       2020.5.30.

fujiwarakominka.hatenablog.com

 

 

 今朝のニュースでは金沢でも満開の桜みたいですねどちらさまもよい週末で、ありますことをお祈りしています。とにかく季節は、暖かくなってきていますが寒暖の差もあり、どうぞ油断なくおすごしなさいませ(笑)お出かけの折は「もう一枚」はおるもの(上着だったりショールだったり)を、お忘れなく~~~。