古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

真面目に誠実に、仕事をする。

*[大工さんの仕事]

 現場が少し遠いので(いえ30分くらいなのだが)なかなか行けず誰かさんのデジカメ頼りなのだけれどご紹介します(笑)

 

 

         かなりの傾斜地に、建っております・・・・

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地階への階段

 

 レベル(地面)が 1 Fに合わせてあるので「地階」になるのだけれど・・・特に昨今の建築確認(確認申請・新築の場合)はそうとう厳しい基準になっているので「同じもの」を建てるのは図面的にも構造的にもそう簡単にはいかない・・・今の全国規模での(?)許可申請を一括で合格させている「ハウスメーカーの工場生産の家」が主流に(?)なっていると・・・・好きなように建てるのは「申請」にお金も時間も(ムカシに比べて。ほんの二十年くらい前までは・・・)かかります。

 

 

 

 

 もちろん確認申請に合格して建築をはじめても中間検査完成検査と何度もありますし瑕疵担保保険も必須・・・たま~にインチキして(最近ではとあるアパートメーカーが「手抜き工事」していたことが発覚したり)儲けばかりを追求する工事(会社)があると、基準がどんどん厳しくなり全体が迷惑する(怒)のです一般住民の、ささやかなマイホームも迷惑をこうむるのだった・・・・

 正直に誠実に、いずこの世界でも、いきたいものですよね。おつきあいも。

 

 

 

  前は不肖kominka(フウフ)で頑張って「確認申請」を出していた(わたくしが訂正印を持ってお役所に通い・・・)のですが今や、「構造計算」もつけないといけないしあれやこれやとても個人の大工ではいくら2級建築士を持っていても合格(確認申請を通すの)はむずかしい時代になっておりまして・・・・

 

 

        日本の職人さんは真面目で几帳面だとよくわかる・・・

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「仮すじかい筋交い」

 

 「古民家専門」でしておられるのですね・・・とテレビの取材が来てましたけれどこないだまでフツーの大工さんは、誰でも増改築工事もされてたので(ハウスメーカーの木工事だけをしている下請けではなくて)どこにでも全国各地津々浦々に「長屋の八つあん熊さん」のように、職人さんたちはいたと思われるのです今も、地場(地元)で仕事している人たちは、目立たないけれどまだまだおられるのですよ。

 

 

※お知らせ※

8月28日(水)地元kbcテレビ「しりたか」という番組(PM6時くらいから)で、出るらしいです。糸島へ移住をしたいという方(?)に役立つ3分ほどの放送らし(笑)不肖kominka(亭主)「出る」かな~~インタビュー(笑)

 

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生コン打ち(生コンを流す・・・)

 

 大工さんはなんでもします・・・それが今の時代は分業化して建具屋さんや設備工事屋さん塗装屋さん左官工事etc 「餅は餅屋」でさすがあか抜けているし専門化して頼りになるのだけれど・・・少し年配の大工さんは、弟子のとき「建具の小さな木片(組子の建具用)」をたくさん作る作業をしたことがあるそうです「親方がなんでも、されていたから」(こないだ? まで、大工さんが建具も造作されていたらしい)と淡々と語っておられたっけ。