[大工さんの仕事]
おしきせの(?)住宅にお住いの方は(ここ半世紀くらい、快適なおうちに住んでる人多数と思われるけろ)わからないかもしれませんが、「ムカシからの家」ってなにかと不便なことは多い・・・・もともと「水回り」トイレやお風呂は「別棟」で、母屋が「そぜる(いたむ)」のを避けていた(?)歴史もあるのかも。
万人向けの「使いやすい」間取り・・・というのは、人それぞれといいながらも、あると思われる。一般的な賃貸、ハウスメーカーの家などは「不特定多数に合うのを想定して」の間取りなので(ホテルがわかりやすいかな?)便利にできていますので、古民家の改造をすると「お~~これは、助かります」と言われることは多いのだった。
住む人が自分たちに合わせて、DIYがちょっとしたブームのようですが昔から(笑)「自分でする」という人は多かったと思われますいろんな棚や、出入り口など独創的な工夫が見られますもの。それを見つけるのも楽しい・・・どういう会話で工事(?)をされたのかなぁと思ったりするのだった。
「横に開く」
こちらのおうちの方は、古民家工事を(うちに依頼)されて・・・大工さんたちに「見習い」してせっせと通い、完成引き渡し後はさらに次々と建物が進化するのでありますすばらしい。
うちの作業場より、使いやすそう(笑)
※過去ログより 2019.11.20.
fujiwarakominka.hatenablog.com
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お百姓さんなんかは特に、「一つについて100知ってるから百姓というんだ」と父が誇らしげに言ってたこともあり・・・・基本的になんでもされるし、ご存知です。「ほう、そうなりますか?」と興味津々で、大工さんたちの仕事ぶりを見てあります(笑)
あの「大きな石」は、土台石です
こちら(工事する側)は「よかれ」と思って、みばえもよい仕上がりになるけれど・・・そこで暮らす人たちが「一番知ってあります」から、みばえより「実用」かなぁ? その意見も聞いてご希望を取り入れて施工(手直しも含めて)をしているのでした。
そこの地域に住んでいる人しかわからない気候風土の状況というか、折しも台風14号がうちあたりにはそう大きな被害もなく「行きました」けれど・・・・今、これからという場所の方々はどうぞご用心くださいね。九州は割と台風が「通ります」のでいくらか慣れている(マヒしている?)こともあるのかもしれないけれど(笑)まずはなにごともなく(「すぐ来て!」という台風被害の連絡も今のところなく・・・)やりすごせたみたいよかったです。
人が「快適に」住むために・・・・自然とのかねあいもありつつ、いろんな智恵をムカシから暮らしてきたのだと思うのでした。
※過去ログより 2019.12.21.
fujiwarakominka.hatenablog.com
※過去ログより 2013.11.22.
fujiwarakominka.hatenablog.com
では、そろそろお彼岸ウィーク・・・・不要不急かどうかは、その人にもよると思いますがうちもお客さんがあるかもしれないのでこのへんで。みなさまにとって、よい週末でありますように~~~♬