古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 大島邸について、わかる人(署名してもらった方)には経過報告の義務があるとばかりにあちこちで、唾を飛ばして(笑)話しているのですがこないだYお姉さまとおしゃべりしていて「冷静な」意見を言われたのでしたなるほど、これが一般的な考え方かなぁと熱くなりすぎている?自分を自覚したKominka(ツマ)だったのです。

       桂離宮と同じ手法とか 

 楓かえでが、金と銀で描かれていてろうそくの明かりや夕方の光(採光)で見ると銀の葉っぱは引っ込んで見えて、立体的に感じるようになっているのだそうです。最初見たときは、ただの古い襖絵と(ぼろぼろになる一歩手前?)しか感じなかったKominka(ツマ)でございます(涙)



 炭鉱王「高取邸」(「お隣」のお屋敷)は、全体「杉」板戸にお能の絵が描かれていてそれと競い合うように建てられた「大島邸」、時代がどうも近いみたいです(Kominka(ツマ)の空想ですけれど)、お茶や華道など日本文化が好きな人にはたまらない魅力だと思われますけれどもYお姉さまはあっさり「保存が決まって、最初の大工事をしたとしても。維持費はそうとうかかるやろう。誰が利用するとね?」と。

    お便所もすごい 

 宗徧流の家元のご指導でお茶室棟(3部屋も炉が切ってある)や本宅(お座敷とお客の待ちあいの間にも炉畳がある)を造作するとき、京都から茶室専門の職人を連れてきたらしいのです「通好み」で、高取邸は一度か二度見たらもういいけれど、大島邸では「夜話」とか「朝茶」とかして遊んでみたいです(笑)
 それともKominka(ツマ)には、高取邸は修復・公開されているので「そっけなく」感じるのでしょうか?

控えの座敷からお庭(廊下)を見る 

 大がかりな大改造ではなく少しずつ丁寧に修理していけばいいのではないかと、素人のKominka(ツマ)は思いますいくらか「がまぶせ」してても(裏の「廊下の天井」を支えている柱たちとか、頑張っていますよ〜!)とりあえずいいんじゃない? 一番大事な基礎とか縁桁えんげた(廊下の屋根)など最初に修復しといたほうがいい部分をしてあと「少しずつ」というのは、公共工事ではできないのでしょうか?わかりません。

        

 お庭があるから静かな佇(たたず)まい「空気」があるし、家の中もぴっかぴかではないのがKominka(ツマ)の趣味にぴったし!なのだけれど、「少数派」だろうなぁ(苦笑) お金(将来に向けて、毎年必要な維持費)のこととか、なあんも考えてないのですから。これじゃ単なる野次馬ですもの・・・あぁ。大島邸の運命やいかに。