古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 お盆が済んだら、やはりスイッチが切り替わった気がします。たった1泊の里帰り、しかも夜しか着かない(途中何軒か「初盆参り」もしながらの道中であるしー)。そして宴会・翌日は手直し工事で、お昼には帰宅・・程度なれど。と、田舎の一大イベント「盆踊り」(あくまで「慰霊祭」に付随する「からおけ」「盆踊り」です)、途中お盆でも「雨漏り」だの「サッシが開かない」「玄関の鍵がかからない」だの電話があったりして、まるまる休みにはならないんですけどね、例年のことではあります。
 さて。古い納屋を解いていたのを、同じ場所に同じ材料を使って建て直します。こないだ見学会をしたような「住居」ではない(本格的な古民家工事ではありません)のですが、それでも「ものを大切に」してくださっているようで、なんだかうれしいkominkaたちです。本日は、13日に足場をしてもらっているので、明日の「建て前」に向けて準備中です。
 皆さん「お盆休み」はいかがでしたか?



          古びてきたデッキ  釘が「浮いて」きてます
 「こけ」が生えたり、木が腐りかけたり(いちおう防腐剤は、施工の時していましたが)・・・していますが、住んでいればなんとか「モツ」んですよね、なぜか(笑)



 「古い」のを「汚い」というか「悪」と捉える発想・・・「新し」ければ「いい」という感じ方、たぶん日本では「多数派」だと思われます。だって100円ショップのあの繁盛振り、あちこちにお店が(郊外ショップ型)出来ていて、通りすがりに見てびっくりしたくらいです。きれい・安い・カラフルなのが好きなんでしょうけれど、そのうちゴミになるんじゃないかと心配してしまいます。
 安くてもちょっと高くても、もちろん高級品ならよけい、自分で買ったりもらったり「縁」があった以上、大切にしてほしいと思います。

 じーっと田舎に住んでいて、大都会の消費文化から離れていると(不便だけれど)、なにやら考えさせられたお盆のドライブであります。でも感傷に浸ってはいられません、さー「仕事」ですっ。