[大工さんの仕事]
ただいま絶賛「切込み中」なのだけれど・・・・気が遠くなりそうな仕事ではありますけれどコツコツと少しずつ(どんどん?)「はかがいって(進んで)」いるようですよ、尊敬しますすごいです~~。
こうやって見ると「なんのことない」ような(ごめんねははは)あっさりと着々と「切込み」作業が進んでいるのですが・・・・ある程度経験を積まねばこれ(切込みの段取り)はできないように感じております。
いくら経験年数があっても(失礼な言い方になりますが)プレカットで切込みされた、短期間に木工事だけして次の現場へというようなことをしていては、本来の日本家屋・木造在来工法の「墨付け(切込み)」はできないと思われます。もちろんそれ専門でも、手際よく(段取りよく)予定通り棟上げをして・・・終わらせるだけでも、すごい才能(さすが職人さん)ではあるのですよ。
古い木も、生かされる新築(切込み)の現場であります。
墨付け
「墨つぼ」
※過去ログより 2019.9.8.
fujiwarakominka.hatenablog.com
いろんな注文に答えながら(?)それに合わせて工夫して仕事をこなしていく・・・という感じでしょうか? その連綿とした地味な日常の積み重ねが、職人の腕を磨いていくのかなと思ったり。
※過去ログより 2021.1.27.
fujiwarakominka.hatenablog.com
「彫る」ノミで刻むのも、大工さんの仕事の一つ・・・でもありまさに、いろんな依頼があるのでしたありがたやありがたや。
のこぎりで切る
雨漏りしない(笑)広い作業場は、ありがたいです。
自分のうちの「山の木」を切りだして、建物に使うというのはあたりまえにみなさんされていたのでしょう「山持ち」という言葉はよく聞きますし、それは「広い広い大きな山」ではなくて、小さな区分でじぶんちの「山」があるのでした。山菜取りなどもほんとうは「勝手によその土地に入って」山菜を採っている・・・ということなので、どうぞご注意くださいネ(山芋掘りとかね)
※過去ログより 2022.6.5.
fujiwarakominka.hatenablog.com
きれいな「柱」ではなくて、山の木を加工して(切込みして)建物に生かす(使う)のはごく普通にされていた時代があり、それってほんの半世紀くらい前のことなんですが?(笑)みなさまの回りはいかがでしょうか?