古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

              
 クラッシックで言えば、初心者にもわかる(いいなぁと感じる)「通」にもわかる・・・のが一流の「いいもの」だと前々から思っていた。「のだめカンタービレ」はテレビではちとがっかりのドタバタにしか見えなかったけれどお正月映画で「最終章・前篇」というのを「正規料金」で見て言うわけではない(やせがまん?)んだけれど、やはりヨーロッパロケは(いえ。西欧の歴史は)凄いしあのメンバーで、由緒あるお城などでの撮影はたいしたものであった。
 わかりやすく言えばモーツアルトは誰でも「いい」と感じるでしょう? リストとかショパンはいくらか「通」でないと「よさ」はわからないのではないかしらネ(笑)



 それと同じように「大島邸」存続は、唐津市議会・唐津市民の『意識(良識)の問題』であるように思える。
 いくらか古い建物に「目が慣れて」きた女中のkominka(ツマ)でさえ、4回の学習会で「おとなしく座って」じーーっと建物を味わい、専門家たる大学の先生・歴史研究をされている方々のお話をうかがって・・・やっと?「大島小太郎さんのお屋敷」のすばらしさがいくらか(おぼろげながら)わかり、回りの人に唾を飛ばして(笑)説明しているのだった。

     筑後吉井「旧松田家」



 もちろん八女福島も平戸も、あの奈良・京都でさえもマンションや近代的な駅(観光客として興ざめではあるが)はあるけれども、いずこも必死にお客さんを呼び込もうリピーターや熱心なファンをたくさん増やそうとあの手この手を官民一体となってしてあるように見受けられる・・・不肖「七福街道」も小さいながら(お客さんが何千人もこられると「困る」くらい)「何度でも訪れてくださる方」を作れるように魅力ある場所でありたいと話しているのだった、遅々たるものではあるけれど。

    唐津   大島邸内部


 すぐ近く(車で30分)のところにいても、痒いところに手が届かない感じで「もやもや」しているのだった。なんとかみんなの智恵と行政(議会)の英断で、なんとかならないものか? 心配でたまらないのよねぇ。


平戸武家屋敷群    お庭が・・