古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

フィンレイソン展(つづき)

[その他]

 のんびり(?)プチ灸をしたりできない朝、ねこたちが外でフ~~ッと(よそのですが)いがみあってるとれおも、見回りに出たり入ったりしてるし・・・足の小指(わたくしの「つぼ」ですのあは)にプチ灸して座ってると、れおがお米の袋(大きな30キロの袋を再利用して10キロ入りにしてもらっている)に「かまって(遊んで)」あ~~~お米がこぼれる~~~「れお!」と、叫べども・・・はーーーっ(笑)

 

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フィンレイソンの売れ筋(布柄)

 

 ぶー(ぶらんか)は我関せず(笑)女の子ですからあまり戦いを好みません(たぶん)ストーブの前でうとうと(笑)写真はどちらもありませんけれど。そんなヒマもないくらい「追い込み」の最中の不肖kominka(ツマ)であります(笑)PC会計は、苦手だ~~~(泣いても笑ってもしなければならないのだったははは)

 

          ほんとはもっと「かわいい」のです(ひいき目)

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ぶらんかです

 

 

 

 

 駆け足で見たフィンレイソン展だったけれどその200年の歴史に、脱帽したのだった日本で言えば江戸時代から、まるで国家並みに工場の回りに学校や病院なども(会社が)作り・・・そこの地域の3分の1を採用して女性をたくさん雇い、デザイナーのほとんどは女の人だったのですって。そりゃあもう、すばらしい思想でしょう? 北欧ならでは・・・なのでしょうか? これから全国を巡るそうですから、お近くであればぜひご覧ください。うちの地域も2月いっぱいぜひぜひこの機会にお薦めいたしますデス。

 

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原画(「布のデザイン」になる前)

 

 ムーミンや、その時々の流行模様も取り込んで(やはり「売れる」デザインはそうでしょうね・・・)たくさんのデザイナー、プロデューサー(しかも女性!多数)の活躍の場があったのです。すばらしい。

 タンペレというフィンランド第二の都市に、フィンレイソンの工場は作られたのだそうです。会社は時代とともにいろいろな形をかえつつ・・・現在も存在しているのでした。

 

 

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エレファント柄

www.direct-ns.co.jp

 

 

 そして支離滅裂の不肖kominka(ツマ)の頭の中で、アメリカのバージニアリーバートンが海辺の小さな町でやはりテキスタイルデザインの会社を20世紀に、されていたことを思い出したのでした。

 必要に迫られて(女性の収入のためにも)みんなで、バージニアリーバートン(絵本作家として有名ですいい絵本をたくさん創作しました。ロングセラーの絵本多数あります。ぜひ図書館で、読んでみてください)が起業したらしいのですが、世の流れ資本主義経済の厳しい淘汰(特にあめーりかですもんね)の中で、諸事情から短い期間だったようです。それがフィンランドではマリメッコも含めて家具やいろんなデザインの最先端を、今も走っているのですから素晴らしい・・・・

 

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 ほんとうは去年の開催だったのがコロナ禍で延びたとか。たくましい200年の歴史・パワーを感じます。そしてなにより日本側のスタッフ(博物館、美術館の関係者)の熱意も、です。「あきらめない」ことは、大切ですもの。

 

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「再利用」

 さらに。感激したのは・・・・この古布(と言っても、シーツなどわりと新しいもののようです)をラグにして、生かす「会社の方針」それが流通にのって、ごくあたりまえに工場生産されているということ。すごいです~~。

 シュフや一般市民が、ゴミをちまちまと(失礼!)燃えるゴミだの不燃物、粗大ごみに分別するのとスケールが違うじゃありませんか? そんな北欧にムーミン作家のトーベヤンソンや、環境運動家グレダ・トゥンベリさんは生まれたのだと思いますそれを支持して応援する(共同で活動する)人たちもたくさんいるに違いありません。

 

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デザイン



 日ごろなにげなく「いいな~」と感じるデザインもこうやって、いろんな「目」「行程」を通して流通・毎年のはやりの中に生き抜いているのですね。そしてあのオランダのうさこちゃんミッフィーちゃん)の作者はこないだ亡くなったようですがあの、うさぎですら長い間に少しずつ流行のライン(?)で変化しているのでしたすごし。

 

 まさにまとまりのないレポートになりましたが本日、これにて。ではいくぶん暖かい日が続いていますがこんなときこそ風邪をひいたりしますから(自分のことでもあるははは)どうぞご自愛くださいませ。