[大工さんの仕事]
改造工事は「こりゃあ、もうダメ(修理できない)やろ」というような家でも、なんとかしてしまう誰かさんの仕事ではあるのだったもともと、そういうリフォームをしつつ・・・庶民は、住んできたのだと思われるけれど。
ただいまの現場。その1
こちらのおうちはたぶん、ご家族の事情に合わせてそのときどきに改造されてきたのだろう・・・・「このボードは、今度張ったのですか?」と大工さんに聞いたら「いや。もとからあったばい」と。
今、たびたび訴訟中の「一人親方」の、証明できにくいアスベスト被害のニュースが流れていますけれど、気がついておられる方はどのくらいあるでしょうか?
世界的にもアスベストを使わない法律ができても、日本では「安いし、手軽に施工できるし」とコストと利用しやすい、慣例もあり・・・・実際には使われてきたのだった。建材会社も作り続けてきた。から、今でも「学校ウォッチング」という大工さんの組合やら市民団体などが行政と、特に学校関係をなにやら高い機械をつかって、毎年夏休みなんかにコツコツと調べてありますが。体育館に行く渡り廊下の屋根材スレートなどにも20%くらい混じっているというのまで「わかる」機械らしくて。
中皮腫 チュウヒシュ 肺がんなどに、かかって裁判されている方々が、次々に亡くなられているそうです(涙)屋根裏や床下、ビルの天井裏などに電気屋さん設備屋さんはもぐって仕事されます。アスベストはとてもとても小さい「とげ」で、「静かなる時限爆弾」とも言われ、大量に吸い込んだら数十年後に必ず(?)出るということなのです。そして「一人親方」で、請けで個人事業主として長年仕事されてきたので、その現場の証明を裁判の資料として出すのはむずかしく・・・・以下略。
ただいまの現場。その2
ただいまの現場。その3
しばらくいいお天気が続きそうですが、朝晩や日かげはまだ肌寒いときもありますから「伊達の薄着」で、ひと足先のファッションでお出かけなどされるときには、薄いストールなんかをお忘れなく。みなさまにとりまして、よい一日でありますように♬