*[古民家改造工事] H邸ものがたり②
急な寒波に、みなさまお体は大丈夫ですか? 例年に比べると寒くはないものの・・・「初雪」が2月になるのは珍しいことらしいし「ところにより雪」のときはいっつも雪が降る太宰府ですら飛梅のあたり(本殿前)ちらつく雪が新聞一面に、載ってたところを見るとすごく「珍しい」ことのようです。
そういえばかの国からの団体の観光バスがほとんどなくて参道もがらがらだとか久しぶりに寄ってみようかしら?(笑)おみやげ物屋さんは打撃でしょうねぇ・・・
山のような「割り木」が届いた。ありがたや~~。
※薪ストーブでは「松」は燃やさないおうちもあり・・・煙突が詰まるそうですけれど火力はとても強くてぬくぬくです我が家の「たきもん(マキ)」は「端材」「廃材」なんでも(釘付きでも)燃やしますから、煙突掃除をまめにしないといけない誰かさんにしてもらわないかん(笑)
※※古材や古民家を見ているとうちあたり(九州?)では松の材木は多い古い日本画などにも松林はよく描かれているし庭木も盆栽も松(?)だったりする・・・名勝「なになに松原」は全国各地で観光地にもなっている ♪ 松の木ばかりがまつじゃなし~~♪♪ なんぞという小唄もあったにゃ~~(笑)というふうで日本人にはなじみの木ではなかろうか・・・
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「はじめのことば」が蛇足になりましたが・・・・レポート(本題)に入りましょう(笑)現場の報告です。
こちらのおうちも、「間取り」は変更になります。
「ひあてのよい(方言?)」場所にお座敷やら応接間を設けて、水回り・茶の間は北側に・・・というお客さん(ハレの日)のための間取りが多かった「庶民の日本家屋」ですがここにきて昨今は、新興住宅などでは「畳(和室)のない家」も増えてきたようですし・・・古民家改造の現場でも、一番よい部屋をLDKにというご希望に合わせて「どげなふう(どんなふう)にでもなる」不肖kominka(亭主)の請負い・リフォーム工事なのでございます。
でもね・・・言い訳のようになりますけれども畳のよさもいくつかお知らせしたい「畳」はね~~平安時代などは貴族・豪族しか敷けなかった「ぜいたくなもの」でした。いつぞや板張り・フローリングに寝ていたご夫婦が布団の部分だけ畳にされたら「置くだけ」だったのだけれどもそれはそれは「ぬくくて」(もちろん暖房ではありませぬ)喜んでおられましたっけ。西洋風の(?)家、諸外国はたいていベッドですからね~~~床がフローリングでも直接(?)床の上に寝てるわけではないから、「布団」はベッドではありませんからねぇ。それに、畳は「こけても(転んでも)」怪我しなくてよい・・・・ということです。年を重ねるとベッドは「起き上がるとき」いいらしいですけれどね。
「やぶる」(解体する)のは、早い。油断しているとビフォーアフター風に紹介したいと思っていても撮りそびれてしまうあぁ・・・
ビフォー(半年くらい前)
外からはうかがい知れることは少ないと思われる(笑)けれど大工さんたちが入るとあっというまに(?)姿を変える「間取り」なのであ~~る。
寒い中みんな、頑張ってくれております・・・・どちらさまもどうぞ、お体ご自愛くださいませ。放射冷却現象で昼間はいくらか「ぬくく」なりそうな朝です。よい一日でありますように♪♪