*[古民家改造工事]
一般的な木造住宅の「構造」がわかって、リフォームの造作をする・・・というのはとても大事なことだと感じます現場では、サッサと(?)「はかがいっている(方言。工事がスイスイ進んでいる)」ように見えますがそれが長年、日本家屋に関わって「なりわい」として仕事してきた職人さんたちの(設備や電気工事なども含めて)『勘』『腕』なのだと思います。
30年40年のベテランになるとまさに、鼻歌まじりに(?)気安く(?)仕事しているように見えるけれど(笑)そこは体に染み込んだ職人さんたちでありがたいことでございまする。
広い広いLDKも、端から丁寧に「レベルをやりなおして」(床下や柱などのゆがみを修正しつつ・・・)大工さんの仕事は、進められていました。
四部屋(お座敷二間と、広縁)分を、LDKにと簡単に言いますが・・・ひと部屋ずつ床下・天井なども含めて仕事していきます。
元からの「部屋の柱」は、大事な「支え」の役目もしており・・・そういうことが「裸になっている」状態の『今』よくわかりとても興味深く、おもしろく(興味津々で)取材してきたのでした。
ほら。それが「上の方の壁」などを残して、柱も残して・・・している「現在の様子」です。おもしろかろ?(方言。おもしろいでしょう?)改造工事は、この「柱」や「壁」ははずせない・・・と、大工さんが言われることがありますそれって「重要な」大切な部分、家にとって残しておかねばならない部分なのです。
なんか「美しく」なっていますね・・・梁(笑)
このあたりは農家も多く「ふつうに」納屋もあって・・・職業が変遷した現代ではそれを、再利用して車庫にしたりされていることも多いけれどこちらはとりあえずいくつかある納屋を残して(いらなければ、あとで解体したりすればいいし・・・)しっかりした建物もありますのでそれが、大いに役立っているのです。
ね? 「納屋」大活躍(笑)
天候不順の今ごろは、材料を運んでもシートでおおって置いておくのですがこちらは納屋に置かせてもらい重宝しております。
今年は「ぬくい」といいながらも現場はけっこう冷えます・・・みんな風邪ひかないで毎日、働いてもらっていておかげで工事は「はかがいく」のでございますありがたやありがたや。
どちら様もどうぞ、滋養のあるものを食べて、お体ご自愛くださいネ。