古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 「がらくた市」の翌日は箱崎「風の骨董市」へ・・・いえ、ちょっと行かねばならぬ用件がありついでに(笑)取材と申しましょうか?がらくた女将(笑)目を磨かねばなりませぬしえへへまぁ遊び半分たまにはね。

 ふつう骨董市は夜明け前から日没までとかいう話なので一生懸命飛ばして参りましたけれども8時前にはもう熱心な方々がたくさんおみえのようでしたそして、超一流品から小さなものまでたいへん興味深く野次馬してまいりましたデスあははっよそで見るとどうしてこう楽しいんでしょうねぇ「こぎったり」(値段交渉、とても安くしたり)するのも逆の立場だとお気楽なもんですわ。
 なにがなにやらわからんままに「がらくた市」をはじめはや13年(笑)最初はプロの骨董買いつけなどの人たちがまるで税務署(赤札付け)のようにいえ、体験したことはございませんけどね・・・ばーーっと来られて箪笥とか開けて回ってこぎって(買い叩いて)ごっそり持って行かれるのでコワカッタです。
 昨今では顔なじみ・がらくた市のお手伝いしてくださる奇特な古物商の方々も(笑)あり・・・不肖Kominka(ツマ)もいくらか慣れてきたかしらん? ツラノカワが厚くなったのかも? これでも接客・さんすう苦手なんですのおほほっ。


これ。こちらの今回ご自慢の一品だとか(売れたかな?)


 「なんでも鑑定団」の中島某の本をこないだ図書館で立ち読み(笑)したらついつい引き込まれて読んだのでしたけれどさすが一流の目利きはちがいますわね生き方も一流でござす。でも庶民はそれなりの楽しみ方がありましてうちのがらくた市のお客さんはま〜ず「もったいない」が染み込んでいる庶民と申しましょうか? おもしろがって来てくださりたとえ¥10¥20でも、タダではなく「身銭みぜにを切って」(方言かしら? 自分のお財布からお金を出すこと)お買い求めになるときっと大切にされると思うのですみょうなもんでタダでいくらでもやるばいと、いただくと大事にしないような気がしますけどあなたはそういうことありませんかね? あはは。
 たぶんkominka(ツマ)が考えますには茶碗なんか、庶民が買いそろえた時期が同じころで昭和中期センソウが終わって少しずつ買い足してお客様用とふだん使いと使い分けつつ・・・そんな「もの」がゴミ処分するには惜しいからとくださったものたちなのです。だから「いつも使っているのと同じものがあったんで(10個の内2枚欠けていたとか)」と買っていかれる方や「こないだ買ったのとおんなじもんがあったけん」と探し出して来られる方もありあの膨大・雑多な中から「どこにこんなんがありましたか?」なんちゅう、いい「もの」もあったりするのでした。
 骨董じゃなくても「がらくた」でも奥が深いのでございますことよ(笑)



 そして帰り道ちょっと古民家改造の現場へ行って写真を撮ったり・・・・こちらのおうちも建て替えようかとも選択肢にあったのですけれど昭和の始め頃? の回り廊下のある「町屋」の面影が残るいいおうちなんです。

外観は完成まじか


 こうやって大切に補修リメイクして(天井板をはずして「吹き抜け」にしてそれでは寒いので断熱材入れて板を張り・・)住む思い出もあるおうち・・・家もご親戚やご近所や関係者の方などもなんだかうれしいと感じていらっしゃるのではないかと思うのでしたその、小さなお手伝いができるのも大工冥利に尽きるという「もの」です。