古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 あまりの寒さにマキストーブを朝からぜいたくして焚きつけておりましたら「曲がった」建具屋さんの廃材がありました。

           


 最初なんだろうと思ったのですがこれは襖などの内側の部分(見えないところ)だと気がつきました・・・そんな「もったいないような」端材を燃やして、暖をとっているあばら家のKominka(ツマ)なのでした。
 今はネ家を一軒建てても、建具屋さんの仕事はほとんどありません。既成の工業製品「建具・ドア」なので、この廃材をいただいた建具屋さんの後継ぎは別の職業に変わられています。そういう時代なんでしょうか?


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 すきま家具のようなkominka(亭主)の仕事は、ここのところ「日替わり」で小さな仕事が続いていますけれどそれでも、「仕事があるけん、よかねぇ」といわれるのです。大手ハウスメーカーの住宅展示場やマンションが「新しい家」のイメージなんでしょうねぇ・・・悲しいです。
 あなたのすぐ近くにも大工さん・左官さん・襖や畳屋さんはおられると思うのです、小さなメンテナンスはどうか頼んでみてくださいませ。愛想はあんまりないけれど「いい手仕事」をされますよ。
 それを育てるのは、ご近所の「普通の人」だと思うのです。神社仏閣や大金持ちのお屋敷などをされた超一流の職人ではなくご近所の職人さんたちの仕事、庶民が生活してきた文化・文明「日本人の暮らし」を大切にしたいなぁと思いつつストーブを燃やすのでした(笑)

 こないだの「屋根修理」