古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 田舎で、農業をやるって、牧歌的で楽しい・・とイメージしてると。「新規就農」だのなんだの・・たくさんの「壁」に、泣くことになる(苦笑)。今は、農業してる人にも、とても厳しい状況がある。
 先日、兼業農家の弟に話を聞いた(まぁ正月のお屠蘇気分の、身内の宴席、ではあるけれど)。農業法人も「田んぼが20町」ないと、成立しなくて。隣の集落と合わせても、むずかしい状況らしい。かといって、農業だけでは、生活できないし。


 自分の土地(畑地)でも、倉庫・車庫一つ建てるのに、「農業委員会の許可」がいる。「確認申請」もしないといけない。「宅地に転用」しないと(倉庫の面積のみ。200㎡以内は、「緩和」して“くださって”いる、ようだが・・)、自由に?農業用倉庫も建てられないのである。
 自分の土地なのに。
 まぁね、悪質に転用したり、私腹を肥やす儲け主義の会社だの、産廃の処分所に「いつのまにか」なったり・・・・を予防するための「規制」(法律)だと、信じたいのは山々であるけれど。


 倉庫自体は、自力で建てるにしても。その前の「許可」が、実に煩雑である(慣れない人には、しゃらくせぇ・・と怒りたくなるのも、わかります)。せっかく団塊の世代や、脱サラや自然志向の人たちに、目を向けてもらってるのに。なんでこんなに「閉鎖的」なのか・・・
 休耕地を、荒れさせて、猪の住処にして、被害を増大してるのに。
 せっかくなら「貸して」でも、何か作物を作ってもらったほうが、いいと思うのだけれども。自給自足・・とまでいかなくても「家庭菜園」ぐらいは、ガーデニングの一環として、みなさんたしなんでありますよねぇ。kominka一家は、現実的に「無理」ですが(笑)


 ターシャ・テューダーさんの「家」。息子さんの手作り・・らしいけど。アメリカは「確認申請」とか「農業委員会の許可」とか、いらんのかしら?(方言。必要ないのでしょうか?)