古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 佐賀県はもともと穀倉地帯で、藁(わら)屋根の家が多かったのだろう。その昔は、たきぎが少ないので、わらでご飯を(カマドにて)炊いたらしくて(そうとうむずかしそう・・・)。わらが手に入りやすかったのだと思う。


 ときどき通る、国道沿いの家で、まだ「現役」のわら屋根の家が、何軒かある(kominakaが見るのは、伊万里周辺です)。その1軒は、なし・巨峰を販売してあるので。秋には、入口の「店舗」(別棟の倉庫)に、寄りやすいので。ときどき買いに行く。勝手に、親しみを感じている。
 国道から入り込むと、まだ何軒もわら屋根の家はありそうだった。実際、その周辺を写真を撮って回ったこともあった。通りすがりではあるが。

 古い家の「欠点」は、間取りが「現代に合わない」ということ。残念ながら。個室(子ども部屋など)が作りにくい・・・。でも住んでる人が、がばーっと「全面建て替え」を考えないなら、まだまだ使えるのよね。
 ちょっと不便でも。大切に生活してほしいです。白川郷みたいじゃなくても、失われつつある、日本の家だと思う。


 そちらの家は、外側から写真撮らせてもらったけど、やはり「母屋」からつないで、新世帯(若夫婦の部屋らしかった)は、最近(といっても20年くらいはなりそう・・)増築されているようだった。わら屋根にトタン?を張ってなくて、風情がある。悪くなった部分のわらだけ、少しずつ「変える」らしい・・・
 あまり抵抗なく、ごく自然に住んであるのが、うれしい。