古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

「台風被害修理」はまだ、続いています

[大工さんの仕事]

 お寒くなりそうなころとなってきました(それ。あたりまえなんだけろ)今年の台風被害は「風」台風でうちあたりは特に・・・・多くて「桶屋が儲かる」とは誰が言ったことわざか?(笑)まだまだ残っていて郵便局やスーパーなどで見つかったら(?)「追いかけて」こられて「うちは、いつ?」「今年中にはもう、無理やろね」ち、話しかけてこられるのだわ(涙涙)順次しているのですがと、言い訳しているのだった・・・ほんと申し訳ない。

 

 

          たとえば。こんな工事依頼・・・・

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雨樋がはずれている

 

 

 経年劣化の傷んだところが、壊れたのだとは思われるのですけれどそれにしても90軒近くあと10件くらいは残っており(涙涙)一般の増改築・店舗改造などのあいまをぬって駆け回ってもらっており(半日~二、三日くらいの仕事)恐縮しているところです。

※とりあえず「応急処置」(雨漏り修理など)して、そのままのおうちもあるのですが。「外側(雨樋・外壁、庇etc )」なんかが残っているのだった。は~~~、なんの言い訳にもならんにゃ・・・すみません。

 

 

      「よぅ、飛ばんやった(ガンバル、タキロン)」けなげ・・・

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ふだん。裏のほうまでなかなか修理できないものね・・・

 

 こないだまで(もう半世紀? に、なるのかな・・・)新築でも「確認申請」をしなくて建てられていたこともあり田舎は「自由に」(?)建て増ししたり、田んぼに小屋を建てたりというのは「ふつう」でした。

※注記※

 今ではどこの田舎(田んぼや山の中)に建てる時も、たとえ「掘っ立て小屋」(農具置き場)だろうがなんだろうが10㎡以上は「確認申請」を出さねばならない。のです。

  

 

 

 それが、この頃になってさすがに「古くなって傷んで」強風で「弱くなった部分(経年劣化)」が飛んでいるというわけです。


 高度成長期やそのあともみんな全速力で駆け抜けてきたので「なんとか住める」家はついついそのままにしてきたのだと思います。わかります・・・・大工の家でもそうだもの(笑)「紺屋の白袴」と言っていただけることもあるけろねぇあは。

 

          母屋と納屋をつないで建てられている

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「つなぎ部分」

  それにしてもよそ様の家もたいてい「がんばっとるばい」(笑)台風被害の写真を整理していると家(建物)が、けなげで涙がちょちょ切れる(方言?)じゃないですか~~~裏のほうには瓦に苔まで生えているわかりますわかります・・・・うちも「先日まで(数年前)」そげんやったもん(意訳。こちらのお宅の「下屋・つなぎ部分」の古さ加減、それにそっくりでした)それでもまだ「持ちこたえ」て風雪に耐えて家族を守ってくれておりますのですよ。ありがたやありがたや。

 

  では「へっぱく(饒舌なおしゃべり)」はこのへんでみなさま、よい週末を。