ちと所用があり(午前中)急いで出かけてこようと思っています・・・・そちこちのサクラを愛でつつみなさまのあたりはいかが?(笑)
鹿家駅の桜
きのふの写真デス
不肖kominka(ツマ)「はだかの桜は耐えて来た・・・・千も万も・・・春の声」というみずかみかずよさんのと、茨木のり子さんの、人生で「桜を見るのは70回(意識して・・)〜80回くらい」という(うるおぼえ)詩が大好きなんだけれど「引用は」・・・今朝はバタバタしているのであとで(笑)
お花見にぴったりのをみつけたので、ご紹介します。
「さくら」 みずかみかずよ
うすい
うすい
におい紙の花びら
さくらの木の下は
まあたらしい
障子をはったおざしきだ
ござをしいてすわったら
うきうきして
ももいろにそまったひざこぞうが
くすぐったいよ
手をあげると
指のさきから
清らかなひかりがしみこんで
手のひらも
花びらになった
みずかみかずよ全詩集「いのち」(石風社刊)より
※追記※同じ全詩集の中で、やっと。見つけましたので(笑)
題名が違っていた(!)のでしたえへ。
「つぼみ」 みずかみかずよ
たったひとつの
ねがいをこめて
はだかのさくらは
たえてきた
つめたいゆきにも
こごえずに
なかのなかでは
もえながら
ほそいやさしい
そのえだに
ひゃくもせんもまんも
ちいさないのちを
ちりばめて
はだかのさくらは
ゆれてきた
いま
すきとおる
ひかりのなかで
ぴちぴちぴちぴち
はるのこえ
- 出版社/メーカー: 石風社
- 発売日: 1997/02
- メディア: 単行本
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もう咲いてた石楠花(鉢植え)と遠くに桜咲く・・・・鹿家駅前
『小さな駅舎』浦田剛大作
http://daikusan.server-shared.com/posts/news14.html
ではどちら様も、よい休日でありますように。