こないだ図書館で目についた本は。これ
『使用人が見た英国の20世紀』原書房
※わりと、読みやすい・・
- 作者: ルーシーレスブリッジ,Lucy Lethbridge,堤けいこ
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2014/07/30
- メディア: 単行本
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ウン十年前社会科では斜陽の英国経済云々と図式的に習って(刷り込まれて)いたのだがどうしてどうして大きな戦争で負けたことがない大英帝国・国家はいまだ健在であり(グレイトブリテンとか、ユニオンキングとか英語では申しますあ?イングランドがふつーかしらねぇ?このごろでは・・・)さすがに貴族だの荘園だのの召使い・従僕のような職業は減ったと思われるけれど王室とてちゃんと収入を得て(皇太子はガーデニングのプロで、会社?経営もされているよう・・・雑誌に紹介があってたことも)存続しているのだった。されどあそこのホテル入口にドアボーイ(ページボーイというそうな・・)がいるのも絵になり・・・
ミーハーはあこがれてしまふ(笑)それがなんで西洋風が乙女心(?)をくすぐるのか?ハーレークィンなんぞのメロドラマではいまだ、大富豪にヨメイリするのがステイタス・・・なんやけどサッ実際にそんな生活をしてると病気になる人はあろうよね自由がないと思うかタカピーに満喫するか?かしらね。んで、それが江戸時代のお小姓さんやら奥女中(高級仲居さん)をはべらせたい・・・とは思わず「執事」がいると便利とかいふ感覚わからんば〜い(ただいま「メイちゃんの執事」なる少女漫画が連載を再開したようだ。人気があるということか・・・これは宝塚でも上演した演目で星組紅クレナイゆずる・美弥ミヤるりかの当たり役だったらしい)幕末・明治以来?の日本人の西欧コンプレックスのDNAなのか?どうか(笑)
早朝はフロントマネージャー?みたいな人が。ドアを開けてくれる
こちらのホテルでは従業員を大切にしている・・・とうたっており(ホームページで知るところによると)、まぁ21世紀の人権感覚からしたらそうでしょうな・・・それに見栄えもさることながらあのドア「重そう」やもん実益とお客さん(超大金持ちも来られましょう)を、接待するという大事な役目もありそうで。
蛇足ながらあの一世を風靡した「ハリーポッター」シリーズの中で2番手の主人公(ヒロイン?)、ハーマイオニーが「屋敷しもべに人権(妖精?というか「人」ではないんだけどね)を!」という運動(?)を展開するくだりがあり・・・その作者は最近、スコットランドの独立運動に反対側に多額の寄付金を出した・・とかこないだ新聞に載っていたけれどやはり、「極東」ふぉあーいーすと・九州の田舎にいて一歩も外で生活したことがないkominka(ツマ)にはさーーっぱりわからん感覚・感性ですねぇ・・・・それでみなさまは、執事のいる生活をお望み?(笑)