[田舎暮らしの応援]
春先に、お体の調子がよろしくない方にエールを贈りますね(笑)ま、自分にも言ってるようなもんですが(大げさ。ご心配には及びません)毎年、桜のころには茨木のり子の詩やらこちらでよく紹介してるみずかみかずよさんの詩・・・『いのち』という総詩集を見てたら「さくら」というのがあって、今年もそれをお届けします。
「さくら」 みずかみかずよ
うすい
うすい
におい紙の花びら
まあたらしい
障子をはったおざしきだ
ござをしいてすわったら
うきうきして
ももいろにそまったひざこぞうが
くすぐったいよ
手をあげると
指のさきから
清らかなひかりがしみこんで
手のひらも
花びらになった
みずかみかずよ全詩集『いのち』水上平吉編・石風社より
※説明(いいわけ)※
数年前のブログでも「さくら」「つぼみ」を、桜の時期に紹介しておりました。もう、ご存知だった方(読んどったよ~~という方)、ごめんなさい。でもね、いつ読んでも、すてきな詩ばかり・・・なのでこれからも、折にふれてご紹介したいと思っているところです。だってもったいない(表現が適切なのかどうか??)のだもの。
「お花見」といっても(夜桜でなくとも)冷えますから、どうぞお気をつけて散策されますように♬
※過去ログより 2019.4.19.
fujiwarakominka.hatenablog.com