古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

[美味・うまいもの]

 こないだお食事会をしたグループの一人が、欠席するというのでお菓子を贈ってくれていて、珍しい(季節限定のとあるデパートでのみ?)まぁ早く言えばアンコに栗が細かく刻んで入っているドラ焼き(失礼!)のような皮につつまれている・・・というか〜。おいしいっ。「限定」というだけでなんか特別な感じしますものね。そして一人ひとりにお手紙つきで(4〜5人のグループなんではあります)、よけい嬉しいお菓子でした。
 その名前「つばらつばら」とは、大伴旅人の短歌からきているそうです。by万葉集(笑)。京都の「亀屋吉信」さんのお菓子です、彼女は最近あちこち出かける仕事に関わっていて、「旅」が多いようです、田舎にじーっと(?)いると羨ましいような話ですけれど、それはそれでタイヘンでしょうね。


    浅茅原(あさじはら)つばらつばらにもの思(も)へば
         故(ふ)りにしサトシ(娜し)思ほゆるかも
                 大伴旅人万葉集 巻3)
※旅人が太宰府長官として赴任したときに、「つばらつばら」(しみじみと、心ゆくままに、あれこれと)物思いしていると、故郷の郷のことがいろいろと心に浮かんでくると、詠んだ歌だそうです。


      もの思ふ秋