古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 先日雨の中、集金に行きいろいろおしゃべりしてきたのだ(笑)、いえ仕事は小さな2〜3日で終る修理工事である。同じ校区内でふーじんかいの役員してたときに顔見知りではあったけれど、10才?くらい年上らしき「校区の会長さん」などと親しく話す機会もないので・・・それは「うちの家みたいな古い家でもしてくれる大工さんを探していた」「いい仕事(修理)してもらって」「遠くにいる息子が、建て替えんでもよか(リフォームすれば?)」と言うのでと。大げさでなく喜んでいただいて嬉しかったのである、身近で評価してもらえるのはとても有難い。
 「大工さんたちに気持ちよく仕事してもらって」と仕事が終った夜、わざわざお礼の電話までしていただいていたのだ。「そしてふと見たら車に、『古民家工事』って書いてあるじゃない? あなたのとこでしたか?」と言われたのだった。



 それでこの前から漁師町でさせてもらった大がかりな水回りの工事写真を、お見せして宣伝したのだった。     
地味なんですけど・・  

 水回り(トイレ・風呂)は、ついこないだまで「下屋げや」と言って別棟になっていたのだけれども(たいていの田舎家はそうだった)、そこが良くなるとみなさんとても喜ばれるのである、しかも古くていいお家(うち)ほど「はえる」のだ。
    トイレ棟  

 跡継ぎの方々が(今は一緒に住んでなくても)「いい家」と認識されないと、すーーぐモダーンな新築に改築されていく運命にある。もったいない。そして大工さん・左官さん・建具屋さんなどの仕事は先細りになって「自分の代で終わり」と思ってある町場の職人さんたちは多いものである・・・
 そんな話まで、盛り上がり意気投合してつい長居してしまった。病院・お医者さんなんかも日頃から、人の話を聞いてチェックしておかないとどこへ行けばいいのかいざというとき(自分との「合性」というイミにおいてだが)、困ることになる。有名じゃなくてもいいお医者さんやいいピアノや踊りなどお稽古事の先生などいらっしゃるのを、大切にしたいと思った。最終的には「人間性」かなぁと思う、昨今のKominkaである。