古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 ひと口に、たとえば音楽が好きとか読書が好き・・と言ってもいろんな分野があるように、「古布」も藍染めだったり久留米絣だの、ちりめんだの好みはそれぞれである。昨今でこそあちこちに、いろんな復元したお店などがあり、「古民家再生」のイメージを説明しやすくなってはきた。施工主(お客さん)も、施工業者(大工さん)も、お互いの「思っているもの」を見比べたりできやすくなった。「古いもの好き」にもいろいろあって、お城が好きな人、街道や歴史(近世)が好きな人、古代(古墳)が好きな人・・・いろんな人がおられる。
 kominkaが仕事として(「たまに」ではあるが)、古民家工事を意識して関わっているリフォーム工事は、どっちかというと「庶民の古民家」である。水回り・寒さ対策・住まわれる方々の生活にあった「間取り」・・・“田舎の仕立て屋”っていう感じ(笑)
 先日の新聞(部分広告)に、あの日本財団が『古民家も廃校も福祉施設に変えられます』という宣伝を載せてあった。4月16日まで改修事業募集中だとか。解体・更地にしてしまうより、どれだけいいかわからないと思う。日本中の古い建物が、生かされますように。うちはホントに“田舎の仕立て屋”ですもの。大がかりにはできません、お客さんあっての「工事」を地道にするのみデス(笑)