古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 先日仕事でお会いした人は、「その仕事1本」で食べていくのはタイヘンそうだった。ある仕事を依頼したんだけど。それでふと見回してみると、専門職ってよさそうだが、お客さんがつくまで何事でも、苦労しなければいけないし、たとえばお医者さんになっても開業医も勤務医も厳しい時代である。
 ワーキングプアと言われる世代ももう40歳くらいになりかかっている。なにも怠けているのではないのである。田舎暮らしも、机上で考えているうちは、パソコンでできる仕事とか専門の技術を持っているとよさそうだけれど、そうはいかないらしい。
 田舎で暮らしている「もともとの住民」も、都会に働きに出て収入を得ている。だから「住まい」が田舎にある・・というだけで、あまり構えずに、お気楽にどうぞ。ただ収入はぐっと下がるので、ショッピング・外食・娯楽費はかなり削減する覚悟が必要と思える。空気が綺麗なので、がまんして?あるのかも(苦笑)

 学生の時は、とりあえず何でも資格を取れと言われたし、「先生」になるつもりなくても興味がある講義なので、教職課程の教科を受けたりもした。そのとき先生が言われるには「みなさんが、教壇に立つことはないかもしれないが、子どもの担任の授業を判断したりわが子に何が足りないかフォローする。先生の悪口を親が言うのはよくないので、教員の質を見極めて、わが子に対してアドバイスしたりしないと、子どもが混乱してよろしくない」と。
 たとえば「保母さん」、どこの保育園もベテランの(しかもパートだったりする)職員が多く、若い保母さんばかりのところは入れ替わりが多いみたい・・。せっかく取った資格も、仕事としてなかなか生かせないのである。同様に「学芸員」「司書」なども、ほとんどない仕事の一つなのだ。
 でも現状を見ていたら社会全体が、資格を大事にしていたら仕事にならない?のだろうか。資格を持っていたから、仕事に結びつくということは少ない、マレである。たとえばお医者さんでさえ・・・医者・医療関係者不足は、救急車の患者たらいまわしなどで、やっと気がつく程度で、実は「医者の過労死」をうむくらい厳しい職場らしい、人手不足のように思える。
 それでもとりあえず若い人には、「学生のうちになんでも資格を取れるだけ取るといいよ」とおせっかいなことを言っているのだった。なんかフクザツ・・