古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 お誘いがあっていた催しが定員30名までとあってよそ者は遠慮していたのだけれどもふと別のこともありHお姉さまと電話でおしゃべりしていたら(立役者の西先生が亡くなったことも含め旧大島邸「移築」が進んでいる様子などもご報告・・・)ミーハー度が似ているのかいきなり「行きたい」ということに(笑)無理やり2名、押し込んでもらって参加したのですが。
 佐賀県遺産に「カフェぜん」(店舗+住宅)が登録されたお披露目に「呼んでいただいた」(?)のでしたおほほ♪♪



平成26年度の登録遺産
http://www.pref.saga.lg.jp/web/kankou/bunkazai/zai_top/kensaku_top/data_kuni_touroku05.html




 1995年に佐賀県から委託を受けて熊本大学のえ〜〜と伊東先生が全域を調査され・・・そのうえでの旧大島邸、2010年真夏の調査で(あの記録的な猛暑の中)大学の先生・学生さんたちが学術的に関わって唐津市に意見をいってくださったのが決定打だったようでした。
 そのときに西先生が九州の学者さん(大学の先生や研究者)に声をかけられ「連携」されたそうで、珍しいことのようでした学術研究を共有できないなんてもったいない話・・とシロウトは思いますけれどねぇ・・・だから藤原恵洋・伊東龍一・山田由香里・中村享一先生や大学生、設計士の方々が共同で調査され、今回のように西先生が急にお亡くなりになっても引き続き「継続」できる旧大島邸の移築工事(当初の想いも含めて)なのです、すばらしい。その中心に西先生がおられたありがたいことでした・・・それは山崎さんの多大なる尽力だったのですまず、西先生を唐津へお呼びした功績というか・・・・と。野次馬kominka(ツマ)は思っています。


 旧大島邸がその年の夏には解体される・・・という年のことだからもう5年くらいも前になるそのときの、そうそうたるメンバーやこれから2年かけて移転「移築」が完了するのに関わっておられる市職員や設計監査の仕事の方やら、唐津でいろんな活動をされている方々がおみえのようでした。直接「カフェぜん」の建物のお祝いと関係はなさそうなものの持ち主になられた山崎久美子さんの熱意とみなさんのご協力でここまでになったのだと感銘深いものがあり・・・・嬉し楽しく、野次馬ミーハーは「場にぎわし」(方言。単なる野次馬である)してきたのでした。


おめでたい会に出席いたしました(笑)
 生け花もすばらしく・・
 2013年の「街歩き」のときの写真


 「坊主町」という現在の観光コースからは少しはずれているせいかカフェだったりイタリアンや日本料理などとお店は変遷しているようなのだがいずこも苦戦しているのは消費税が昨年4月に8%になってますます庶民のフトコロは厳しいですからねぇ・・・でも建物やコンセプト(いや、これはイミをわからずつい使ってしまった言葉ですえへへ)雰囲気はよろしいのよ・・・あとはどういう活用をするか? みなさんに愛されるかということにつきるでしょうねとHお姉さまと建物の保存状態などを、絶賛しつつ野次馬的意見を持ちましたけれど。



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 それから久しぶりに唐津の街歩き(まぁ駐車場までの距離が少しあったし)・・・お姉さまを案内して「ヌフ」というパン屋さんとカフェを併設しているお店へ(わたくしも数回しか行ってないのにさもさも「知ってる」ふうに)案内してこないだの南光さんの落語のお礼とかおしゃべりしてたら(こちらのお店にちらし・チケットがありお誘いがあったので、行けたのでした)、なんと! このお店に故西和夫先生もよく来られてたそうで(涙)しかもその話しをお店のオーナーもご存知なかった(!)ということもあり・・・したらお茶してたところへ偶然、設計士の佐藤さんも来られて西先生の話また。それから、「まんま寄席」の主催者池田呉服店の若旦那という方にもおめにかかったのでした狭い(笑)

「ヌフ」ベーカリー・カフェ
http://www.cafetribe.com/cafefile/neufbakery_cafe.php
※ただ今再建中の「旧大島邸」のそばですよ。

 
 山田峠というところから移転して5年になる・・・と言われるので旧大島邸の大騒動のときも開いてたらしいけれどkominka(ツマ)は、いろんな催しに参加するのが手一杯で・・・なのにちゃっかり(笑)西先生はこんなところでお茶してあったんだ(涙涙)ご一緒にお寺でカレーやお刺身をごちそうになったこともあったなぁ(いえ。まーったく個人的にお話したことはありませぬ)ほんとうに、西先生がいらっしゃらないのが(涙)信じられないデス。
 それで。また唐津にもう少し関わろうと(なんのお役にも立たないけれどネ)思っているのでございます・・・いくらか街にも詳しくなってきたんで「抜け道」なんかも面白い城下町でさすが「文化」が深いという感じ・印象をうけます。こちらをご笑覧の方でもし唐津方面に行きたい案内してと言われるならおつきあいいたしますよ(ま。おらんやろけどね・・)