古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 この写真しかアップできず、すみません。松山市内(道後温泉そば)の八十八箇所巡りの一つ「石手寺」を、あんまり期待せずに(?)見学に行きましたら。あまりの(思ってたよりというイミです)広さと古さと、それから「思想」と・・・圧倒されてしまいました。
 石手寺はもしかしたら、ちょっと個性的なのかもしれませんが、「平和」をとても意識したお寺でした。ビルマ風の慰霊塔(「ビルマの竪琴」を思い出しました)や水子供養鬼子母神?)や、フィリッピン津波被害やイラク戦争にも言及した「募金」などもあり、重要文化財の「三重塔」の前では、平和を祈念しながら折り紙で鶴を折ったら、ご住職自ら書かれた「短冊色紙」がもらえるというコーナーがあり・・・・。(「色紙代だけでもお金が相当かかりそうねー」などと子どもとおしゃべりしながら、鶴を折り)そっちをあれこれ見てたんで、山門や本堂など貴重な建造物は、撮りそこなってしまったのでした(苦笑)
         
            赤土の土塀
          (どうして「これ」しか、アップできないの〜??)

 「四国巡礼」について全く知りませんので、ここからは推測ですが、石手寺の境内を隅から隅まで見て回っているあいだに(なにせフェリーが早朝5時に着くので、6時に道後温泉本館でお風呂につかり、まだ7時頃のことです)、次々とツアーのような団体さんや巡礼の扮装のグループがお参りされていました。サッサと回らなければ行けないのと、もうすでにいくつも回られている「旅の途中」なので「目がなれて」あるんではないでしょうか?誰も建物を「おーすごい」と言って立ち止る人は、ありませんでした。
 kominkaたちはここだけですもの、「まだ早い時間帯」なので暇つぶし?もあり、じっくりと観察させていただきました。おもしろかったです。こちらの「目」が、古い建造物を「すばらしい」と思いはじめたから?かもしれないですけれど。