古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 日本家屋というのは「ものを置かない」から美しいのだと思うのだけれど昨今ではどうしてもものが多いし、お座敷も居間も「なんやらかんやら(方言。いろいろと)」置いてしまう・・・山田三部作「たそがれなにべぇ(忘れた)」とか藤沢周平の小説などを見てると見事に質素でものがない(笑)下級武士が貧乏なのはわかるけれど(庶民はそれ以上でしょうね江戸末期とか〜)その武家屋敷でお庭を守って暮らしてあるおたくへ「公開されている」ときにお邪魔する・・・・それはそれは綺麗にお掃除が行き届きお接待もされていつも頭が下がるのでしたすばらしい・・・見習わねば見習わねば(思うだけ??えへへ)

 


 「飾りつけ」もセンスいいのですお上手!

※薪ストーブの「暖気」をお2階へ・・・そこへも椿・・・



 そして「主役」のやぶ椿さんたちがこれまた楚々と美しくそちこちに飾られていて「例年違う」から見逃せない(笑)いえ、実は昨年は例のミュージカルを見に行ってたのでそうそうヨメは連日遊べないから(遊んでますけろ)ご無沙汰したのですけれども・・・・


 玄関の間

 「玉の浦」五島の椿からの抜粋らしい
 「乙女椿」
 肥前「卜伴ぼくはん」
 「わびすけ」




 リビングでお茶(ゆず茶)と椿をかたどったクッキーをごちそうになり・・・・あまりのお客様に(お接待にお忙しそうで恐縮)盛会をうれしく思いながらしばらく、おうちの中をウロウロみせていただいたのでしたけれど。ほんとうに、椿の産地なのだなぁと(椿油もあるし藩政の時は、一大産業だったのです)うちあたりでいえば「はぜ」かしらねほら、ロウソクの原料になる・・・あれ。


     ↑
「プティタプティ」のお菓子
     ↓


 床の間もすべて「椿」



 
 こちら大曲さんのおうちでは(注・平戸武家屋敷群にはご家老様だった大曲家はほかにもございます)平戸つつじの「お庭めぐり」のころもいろんな作家さんの作品展をされていてそれも、例年楽しみなのです椿展のときはたいてい唐津焼の方が一室にて、展示されております。お茶碗は「作品」ですから遠慮して撮れませんでした・・・

 浮世絵(お雛祭り)

王侯貴族のものだった「高級」インド更紗


 浮世絵やインド更紗の古布も飾ってあり陶芸家の方の造詣の深さも、みせていただきまして(たくさんお聞きしました野次馬は、無知だしねぇあは)あの分部は金箔で、王侯貴族の布だったらしい・・・あんまり「そぜてなくて」しっかりとした厚みの品物(骨董らし)で布が大好きと言う方で絣や「シマ」(といつもYお姉さまの作品ではリメイクされてよく使われる布)でコースターがたくさんありまして両面リバーシブルで、お買い得もちろんセンスもよくつい散財2枚ほどネ(笑)いつもお茶をごちそうになるあそこのおうちへおみやげに・・・と思って買い求めたのでした。




※※迷いネコ(その後)※※
26日㈪の午後、ぽかぽか陽気の頃より行方不明だった「フーテンの寅」雄猫 1 歳未満と思われる・・・・本日、夕方戻ってきました。昨日のような嵐の天気で心がチクチクするような(もっと親切にすればよかった・・とか思ったりして)でも、どうしようもない・・・数日をすごしてあきらめかけたころ「しれっと」大きな紫の鈴(ふたつめ)をつけて少し太って(?)いるような(笑)誰かさんは「お魚の煮汁・骨」をやれ! ち、言いますが「とんでもないっ。人間と同じもの食べたらいかんとよ、糖尿になったらどうするの」と、言い争いしたりして(笑)とか首輪に手紙をつけたらどうだろう? とか(笑)うちは愛人宅? 別荘なのか?? 振り回されている(結局、メロメロ?なのかしらねぇあはは)いえ、カリカリ(キャットフード・日本製)と水と寝床(コンテナ)を用意してるだけですたまに目ヤニをふいてやるくらいなんですけど。