古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

[古民家に住む]

              立派なお庭 
 前半は予定通りでしたが、平戸到着がすでに午後1時となり(有名ホテル「旗松亭」にてランチを、バス会社の配慮のお陰でおいしくいただきました)、現地で首を長〜くして待ってあった「庭を守る会」の方々に申し訳なかったのですけれど、雨の中参加者44名を「引率」していただきました。

  

 よくぞ立派なままに残っていた(!)と感激するような武家屋敷群でした。まるで山田洋二監督の藤沢周平三部作?「たそがれ清○○」のような感じと申しましょうか、「お手入れ」もすばらしく見学者一同頭が下がる思いでした。

   建具をずらしてリフォーム 
※注:翌日“写真”が変わりましたので(涙)、ご説明いたします。「雨戸」の部分にガラス戸(建具)をずらして(方言?横に移動させる)、リフォームしてあるのがわかりますか?

 現在もお住まいの「庭を守る会」のメンバーそれぞれに、文化財としてのご自宅をを守りつつ、春の平戸つつじの頃はお庭のウォーキング「オープンガーデン」で、お抹茶まで振舞われるそうですがそれはすばらしいお茶室があるそうです。今回はなにぶん時間不足で、次回を楽しみに帰りました(涙)
 秋にはライトアップコンサートもされてるとか、見学の方が来られるので庭やおうちを維持するはりあいが出てきたと言われていましたが、そのお手入れの(シルバー人材さんたちとはいいながら・・)金額は全額自己負担、見学料も徴収されず「募金箱」を置かれている程度と聞けば、ただため息ばかりのKominkaでした。


 それでもすばらしいお座敷で、お茶をごちそうになりながら「庭を守る会」の方たちと歓談できたので、さらに感銘深い一日となりました。あたたかいもてなしに感謝いたします。
         お座敷(床の間) 

 せっかくお知り合いになったので、これからも交流を続けていけたらと「反省会」で話が出ておりました。でも糸島には「見せるもの」が何もない・・・整備されていないという状況ではあります。お酒も入り勢いで?「いや。糸島も捨てたもんじゃない」「これから発掘しよう」と意気盛んな人が約何名(笑)、まずは見学会に毎年楽しみにきてもらっているのがありがたいというハナシにもなり次回はどこへ?とはてしなく議題は続くようで、kominka(ツマ)ひと足お先に「お別れ」いたしました(怒)
 ミステリーツアーと言われるくらいマイナーな旅を、待ってある参加者のアンケートには「年2回くらいしてほしい」とありましたが、それは無理というものです(笑)。日帰りで参考になる場所を発掘するのも、ひと苦労と申しましょうか(単に知らないだけかも?)、1年に1度くらいが「ちょうどよい」感じみたいです。
        指定を受けて 

 同好の士というか、ご近所でいろいろ話しながらイベントをして、皆さんに「褒められて」励みになりますと言われてありました。貴重な文化遺産に現在も住んで維持されていることに敬意を表したい、ご苦労様です。見せていただいて本当にありがとうございました。大勢でお邪魔いたしました。まだいくつも「見せたかった」というお屋敷もあるそうで(平戸のお殿様の別邸とか)、次の機会を楽しみにとっておきましょう。

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追記:「お庭の守る会」では、事前に連絡いただければ平日でも(イベントのときでなくても)都合のつく限り・・・見せていただけるそうですので。平戸市の市役所か観光案内所などに、お問い合わせくださいませ。