古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 噂には「すばらしい」と聞いていたが、唐津城から呼子に向かって「城内」(道路)を抜けていたら、「高取邸こちら」という看板が上がっていて、あぁここだったんだと思って、数日、気になりつつとうとうガマンできなくて、解体現場にお茶出しの帰り、寄ってみた。
 実はあまり期待してなかったのだ。「すごい」としか言いようがない邸宅だった。なんせ表座敷(?)は、能舞台になっていて・・・畳をはずして、押入れのような部分に囃し方が座り、前・両横から「お能」を観賞したとか。茶室もあり、小さな茶室が「奥様用」らしくて「裏」(生活棟)にもある。
 杵島炭鉱王だとか(すみません、年末で忙しくて。あとで「訂正・詳しく」します・・)明治時代に東京の大学に「鉱物学」を学び、20代で炭鉱を起こしすごい羽振りだったらしい(現代に例えればIT産業?みたいなものか?)。この秋に「古い研」で旧伊藤伝右衛門・白蓮邸を見たけど、あれを見てたから豪勢さがわかる。そりゃ〜ハンパじゃないのだ。
 ぜひ一度、ゆっくりお茶会でもして「拝見」したいものである。ときどき観光バスが来てるけど、お客さんは少なくて静かに見られるのもよい。お正月も開いてるらしいんで、お確かめの上おでかけください。特・おススメです(笑)
                    ミーハーkominka