古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 連日の猛暑がまだまだお盆すぎまでくらい続くとか・・・・この暑さはお盆前までと思ってたのに〜〜みなさまいかがおすごしでしょうか?(笑)


踏切待ち


 ふっと「てぶくろをかいに」という新見南吉の童話を思い出したので(なぜか??)子ども向けのお話を特に男性はあまりご存知ないということを最近、気づいた不肖kominka(ツマ)博識の方が芥川の童話を(わりと有名な?「杜子春」でしたが)比喩で引用しているのにわかられず・・・少し驚いたことがあり(そりゃそうよね「大人は」読む本が世界経済やら社会現象や、文学も「おとなでないとわからない」深い・難解なものは多いですから・・・)わたくしの「常識」の範囲の狭さを思わせられたことがありました。


さぎ草(今ごろです)
[ 九州の尾瀬(七山・樫原湿原)で咲いてると思われます


 子どものときは「てぶくろをかいに」行かせる母きつねの気持ちやら少しも考えたこともなく(いえ。国語の授業などでは「おかあさんの気持ち」はどうでしたか?とか質問はありますよね、よく・・・あはは)、子ぎつねの心境ばかりを同感していたり(笑)人間の残酷さ、冷酷さ・・・など思いもよらず、「そんなに心配なら、子どもでなく自分が行けば・・」とか思ってたり。
 あのお話の母きつねは、人間に死ぬ思いをさせられた経験があり(とちゃんと説明はある)・・・でも「人間のお金」をなぜか用立てて(笑)持たせるのよねそして小間物屋の主人はその銀貨を「口で噛んで」みたりして、確かめてから「売る」売買行為をするのだった・・・
 寒い寒い冬に「子どもにてぶくろを」はめさせてやりたいという親心・・・わかるにゃ〜と思った朝でした。