古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

[その他]

 kominkaの家は、禅宗曹洞宗)なのだが、ここのところ「宗教づいてる」ので、いろいろ考えさせられたことを(自分のメモとして)、書いておきたい。


 まず最初に、曹洞宗臨済宗の違いがよくわからないことを「告白」しておく(苦笑)・・、お茶の表と裏みたいなものかなぁと解釈している程度である(表と裏も「どう違うの?」と言われても、説明できにくい・・)
 さて先日拝観させていただいたお寺さんは、「臨済宗」が多かった。気がついてみると京都などでも、臨済宗のお寺が公開されていることが多いようである。「永平寺」は曹洞宗みたいだけれど、うちのお寺の大本山でもある(不勉強ですみません)
 「東長寺」は護摩焚き(ごまだき)もあっていて、密経「真言宗」。「聖福寺」「承天寺」は臨済宗だった。博多は特に神仏一体?になっていて(商人・町人の文化?)博多山笠のときも承天寺の和尚さんに「ご挨拶」して、山笠が一瞬停まって駆け抜ける・・・という儀式がある。櫛田神社のお祭りなのに・・・である。なんの不思議もなく、早朝の山笠中継を見ていたけれど(苦笑)う〜〜むそうだったのか?と、初めて気がついた次第である。

 太宰府国立博物館で「本願寺展」があっていて、行く機会があり見に行った。こちらは浄土真宗西本願寺派大谷派とどう違うのか?大谷派が「お東さん」で東本願寺らしい)。親鸞聖人が始められた。加賀の一向一揆は、織田信長に全滅させられたが、あれが「浄土真宗」だったのは、最近気がついた程度のぼんやりkominkaである。歴史で習っているにもかかわらず・・(苦笑)
 本願寺展のあまりの多さに驚いたが、見学者が熱心に行儀よく見てあり、飛ばし飛ばし後の方から覗き見した、不謹慎者であった。あとであの人たち(大型バスで何台も、あちこちから来てあるようだった)は、なんだろう??と考えていると、「そうか〜お寺の檀家さんたちかも?」と思い至ったのである。

 そしてこないだ見せてもらった「額縁屋さん」で、熱心に解説してくれた奥さんはクリスチャンのようで、博多歴史探訪のガイドさんもいろんな方に支えられているんだなぁと思ったけれど・・・もちろん宗教は各個人の「こころ」の問題だから、直接関係はない、でも「八百万やおよろずの神」(自然)をあがめる?日本人独特の感覚って、一つの宗派に熱心になると他宗教に排他的になるのもわからなくはないが。お神様仏様が仲よく暮らしている(?)のが、日本かな〜と思ったことである。