古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。


 まるは「かわいい顔」ではなかったのですが、ふわふわの毛(洋猫系?が混じってたようで)でやせ細ってあばら骨が見えるようになってもまる〜く見える「しと」でしたいなくなって、3か月になりふと思い出していつもは忘れているけど・・・・親バカなことを少し書いてみようかなぁと思っている朝です。確かにうちで魂は飛んでいったのを見届けているのだけれど誰かさんが、さっさと埋めてきてくれたのでどこにいるのか?わかりません・・・


薔薇もがんばる

一日なんかいも、水切りしています。


 こないだ愚息みかん(みかん「箱入り」で育てたんで・・・あはは!)がおばあちゃんの誕生祝に帰省したので、まるの「最後らへん」(方言。最晩年期のこと)を話してあげたのでした。まるは彼が小学生の時拾って来たんで飼い始めた黒猫で、実はその直前にもグレイの子猫を大喜びで拾ってきてたのが体が弱くてしばらくしたら死んでしまい大泣きして「埋めん!」と言うので・・・どんどん死後硬直していくのを見て納得して一緒に作業場の木の下に埋めたこともあったので、今度の猫はものすごーく「元気な」ちび猫だった悪いこともいっぱいしたしどっちかというと体育会系?というか(体育会系の方に悪いかな?こういう言い方・・)懲りない猫でして何度怒っても叩かれても、小鳥を捕ってきてばりばり食べたりしたものでした猫ってヒマだから?じーーっと待ってるのよね小鳥が来るのを・・・まぁ遊びで捕ってるわけじゃないから(食べるし〜)といくらか大目にみたり(苦笑)、でも春先のころが多かったんで小鳥の恋の季節や、やっと飛び習いはじめのひな鳥に「妨害」してたのだろうと思われる。15年くらいたってからは小さい子が遊びに来ても「ふんっ!」という感じで(笑)「あ?にゃんにゃんだ〜」とさわりに来てもするりと逃げてしまったりして、おばあちゃんが「膝の上に乗せないようにしたほうがいい」と言われるのであまりさわってなく(ブラッシングなんかしたこともなかったし)なでられるのも好きではなかったのだけれど「最後らへん」ではじーーっとして「櫛けずり」されてましたっけ。

 ← 紙おむつをしていた(ほんの1週間くらいで、はずせた・・)


「お別れ」に来たの??

 年末に「山賊」(大工さんたち)の集まりにも顔を出し・・・これが「今生の別れ」で出て来たのかな?と思うと涙が出そうでした猫がいる(飼っている)と知らない人もいたくらいあばら家で隠れる場所も多い(うちの台所なんかの床張替などの大改修工事をしてもらったときは、どこに?いたのか記憶がない・・・)のだけれど3月にお座敷で「お観音講」をしたときにはなんと、みんなのところに来て座布団に座るんでびっくり、ご近所の方に「あんたも、かたるとね?」(方言。一緒に「かたる」する)と言われたりしてたのだけれどもそれからほどなくしてこの世を去ったのでした・・・・淡々とすごしているようで好奇心も、旺盛で死ぬ前々日まで玄関から出ていき隣の畑まですたすた行くんだもの(こっそり後ろから、ついていき・・・帰りは抱いてきました「もう、帰ろうかねぇ」といいつつ)最期はフィギュア男子の決勝できれいな音楽を聞いて眠っていましたなんにも役に立つような「しと」ではなかったけれど、みかんが出ていき大人だけになると貴重な緩衝帯という感じで気が紛れて、よかったのだろうと思います「別れ」がいつかはわからないけれど、徐々に家族も「覚悟」ができるし・・・ときどき思い出話ができるのもいくらか時間がたったからだろうと思うこのごろですまだまだ慣れないけれど・・・

 それが「身内」しかわからないことを、みかんに聞いてもらってうれしかったのだなぁといまさら(そんな話をして十日くらいもたったころ・・)思い出しているのだもの我ながらトロイにゃ〜〜あはは、こうはしとられん出かけてきます。