「古民家の記」とは何ら関係がないように思われるでしょうがKominka(ツマ)はミーハーなんでピーターラビットが大好きそしてその生みの親(作者)ビアトリクス・ポターを尊敬しておりますの、こないだ「最期」と天神福ビルの丸善(こちらでの営業は6月中、博多駅へ移るそうです)にお別れに行くと目についたのでつ〜い買ってしまいました(笑)
- 作者: 辻丸純一
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/04/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ご存知かもしれませんけれど、およそ100年ほど前ワーズワースなども絶賛している湖水地方の自然が開発の危機にさらされようとしているときに、ローンズリー牧師をはじめとする数人によって「ナショナルトラスト」運動は始められたのでした。
それに賛同したポターは、ピーターラビットの一連の商品(クリスマスカードや絵本の売り上げ)の利益のほとんどを湖水地方保全のために寄付したのです。キャラクターグッズのはしりようなものではありますがかのウエッジウッド社でボーンチャイナ「ピーターラビット」シリーズ、今は無くなりましたけれど実は結婚祝いにいただいたお金でスープ皿やらティーポットまで揃えたものの「割れたらいかん」とじーーっといまだにどこぞに(どこへ??)あるはずなんです・・・みかん箱入り息子に壊されたくなくお誕生会なんてのも男の子だしーしたことないのであぁ、今度は孫やね(笑)
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そしたらこの本の最後のほう(解説)に、補助金不足(英国政府の方針)で維持がかなり厳しい状況に陥っていると書いてあり本家本元でも(ほら、知床の1坪地主運動とか日本でも小さな保全活動があっていますよね)、国の理解(予算)がどんどん減らされているらしいのです。これはもう人類全体が利益第一主義からの脱却をグローバル経済を是正しなければいけない、お買物だって大型店(ジャス○とかナ○コ「伊○サイサイ」「○津うまかもん市場」など)が一人勝ちすると、小さなお店はたちゆかなくなり後継ぎもさせられないほど厳しい状況のように感じられそうとう切実な時期に来ているのではないかと、「大島邸」だけではないと不肖kominka(ツマ)は思うのであります。
みなさんの回りはいかがですか? 古いもの(人類の文化財産)が大切にされていますか??古いものを自慢に思う風潮を創りたいなぁ〜〜・・