[修繕工事]
あそこのお寺の工事ですが「現場」ではなく作業場にてここ数日、仕事が続けられています。見えない部分の細かい「作り」作業や、移動にかかる時間も「仕事のうち」で大切な(大事な)ことでもあり、地味な仕事でもあります。
大工さんたちは黙って、こつこつと作業されています。ありがたや。
古い由緒ある建物は、裏のほうの小さな(失礼! )建物でも本当にていねいに造られており・・・・その補修といえども、「目立たないように」同じように、どこをしたかわからなくなるような仕事が、求められていると思います。
「屋根修繕」の下の、内部の様子
強化ガラス、下は、竹の素材・・・・ていねいな作りがうかがえるのでした
うちの作業場ではここ数日こつこつと、地味な仕事をベテランの大工さんによってしてもらっておりいくらか「取材」させてもらいましたのでみなさまへも・・・
仕事中は(休憩時間はのんびり、世間話もしてあるけれど)みんな、黙々と作業されており「じゃまになる」ので(笑)誰もいない作業場の中を・・・・朝のミーティングのときに写真を撮りましたので。わたくし、よくわからない部材もございますえへ。
何に使うか、よくわからん(だいたいわかるけろ)機械も・・・・
※もしかしたら、別の現場(デッキの補修)かも??
そういえば、もうひと昔以上前・・・・になるのか、こんな春先に愚息みかんの大学入学の書類のこともあり(入学式には行きませんでしたが)四国に行ったとき・・・・四国88か所のお寺の一つ、などなどを見たとき。「古い」(わたくしの「目に」そう見えた)という第一印象、感覚だったのですがそれは、何回か見るとそのよさがわかる・・・・ものだと、今なら思うのでした。しみじみと、古い建物はいいものですね(笑)不肖kominka(ツマ)大工のツマですら、そうなのですものおほほ。
※解説※
松山市の石手寺(51番札所)で、道後温泉から歩いてすぐ・・・500メートルくらいか? という感じの古い由緒ありそうなお寺さんでした。
※過去ログより 2008.3.15.
fujiwarakominka.hatenablog.com
松山城が、鉄筋でなくて木造なんですよ~~しかも昭和40年ごろ(?)の建築・天守閣で・・・・町あげての棟上げパレードまであったそうで(ビデオで公開してあった)愚息みかんが「おとうさんにぜひ、見せたい」と、言いましたっけ(笑)そうして、ミーハーの(時代の先端? けっこう「あたらし」もん好き)わたくし不肖kominka(ツマ)には、四国松山は、古いものが堂々と「現役で」地元の人たちも自慢げに(?)建物が、古い新しい混在している町だと感じたものでしたが。
※過去ログより 2013.2.20.
fujiwarakominka.hatenablog.com
瓦下地から、「やりかえました(方言?)」・・・綺麗に新しくなり、安心です。
※過去ログより 2020.5.30.
fujiwarakominka.hatenablog.com
それ(古い建物)が「よい」とみんなが、思わなければ壊されてしまう運命なのだろうと・・・・その建物の持つ「生命力?」みたいなものも、あるのかもしれませんねぇ。どうなんでしょうか?(笑)