古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

「あたりまえ」の間取り、造作

[庶民の古民家]

 日本家屋はこないだまで「座敷ふた間」は、田舎では常識だった・・・今や「畳の部屋がない」家も多いようですけれど。家族構成からもその後、「一人ひと部屋」になってくると(子どもが大きくなると、そうなる家は多い)和室をつなげての部屋は、ほとんど使わない。お客さんも滅多にないこと(盆正月だけ?)も増えたし・・・・

 

廊下から見る(床の間・座敷)

床の間のところには、たいてい「これ・書院窓」があったものであ~~る。

 

※過去ログより                                                                      2022.7.27

fujiwarakominka.hatenablog.com

 

 

 たいていの「基本的な間取り」お座敷ふた間・・・あとの違いは、大工さんの腕の見せ所でもあったのだろうと思われる。ここのおうちの書院だなは、ガラス張りになっております。

 

        あれは地元「はしま端島」ではなかろうかと思ふ

海べをあしらった建具造作。まさにオリジナル。

 

 そのむか~しは、建具すらも大工さんの仕事だったらしくて「弟子のときに、小さな小さな桟木を、何百枚も休み時間に作らせられた(大工見習でもあり)」と、聞いたこともありびっくりしました・・・・そうやってちょっとした流行というのか「こて絵」は大分県に多いようなんだがうちあたりも、ときどき壁(屋根の下軒先・棟側)に見かけたりするのだった。今のように、あっというまにパキスタンの洪水(地球温暖化によるヒマラヤの氷河が溶けたらしい・・)のことがネットニュースで流れる、それも心配・・・ように早くはないでしょうけれど「口コミ」やら旅人、修行中の職人さんたちから、波及したのだろうと思います。

 そしてうん10年後(100年以上たっている家はさすがに少ない・・・)リフォーム、古民家改造工事の時に初めてわかる(解明される)こともあり・・・・古い家を見るのは、不肖kominka(ツマ)野次馬根性というのかなぁ(笑)庶民の「小さな家(それでも大きなほうだろうにゃ)」でもほんとうに興味深いのだった。

 

 では週末ですやぼ用もありちと出かけてまいりますどちらさまも、台風接近のニュースに注意しておすごしください「突風」は、遠く離れた場所でも、ありますからくれぐれもご用心なさいませ。