古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

あやういところ(危機一髪)

*[がたくた市]

 わたくしの「ご自慢の」キモノ(野良着)ね・・・これを西海洞さんから頂いて「ふせて(方言?)つくろって」といってもちょうどいい古布のきれはしを Y お姉さまからわけてもらって(笑)ですけれどだって、そんな布持ちませんしねぇ不肖kominka(ツマ)自慢じゃないけろキモノも浴衣も縫ったことはありませぬ。

 

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田んぼぎもん(キモノ)

           びふぉー

            ↓ ↓

           あふたー 

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「背割り」して、縫いつける・・・



 片づけるときにどこかにポンと置いてたのがわからなくなって・・・探しました「あれ? あの汚い(爆笑)ような・・・もう、ふせてぼろぼろだったから~~」と。「えっ! まさか燃えるゴミで出してないよねっ!」(あせりっ!)いとしま整骨院の若者がもらって・・・洗濯機で洗って干してました(笑)あ~~~よかった「返してね」

 

 

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夕日をあびて(乾きかけていた)

 

 洗ってもらってるくせに「洗剤は使ってないよね」「洗濯機やらで洗ったらいかんとよ」ち、お礼もろくに言わないで古着のうんちくをおしゃべりして・・・きましたのおほほ。

 あぶにゃかった~~~~。

 

 「がらくた市」の朝に、何人かの方に「いいですね~~」とほめていただき(笑)鼻高々でみせびらかして(方言。見せて)うきうきしてたのだったけれどはーーー、よかった近くの人にひろわれて(もらわれて)いて・・・

 価値観の相違と申しましても。がらくた市関係者ですら「違います」からねぇ(笑)見つかったからのんびりヒマネタで書けますけれどここ数日実は真剣にものが詰まった(日ごろはぎっちり、押し込まれてます)暗い倉庫の中をひとり探し回っていたのです。

 

        ×     ×     ×

 

 

 「綿」も貴重だった時代の名残り(北の国では、育たなかった)庶民の智恵で藍染したり久留米絣のように柄で勝負したり「どんざ」という晴れ着(大漁のときのお祝いに配ったり? 親方が着られたりしたようです・・・)にするのは、お金持ちかなぁと思われます。そうよ庶民は何枚も持ってないから大切に大切にふせて使ってたんだと・・・いろんなこと(歴史)を考えさせられるよね。

 布がよれて(よじれて)糸のようになっているのをふせたり・・・また秋の夜長にちくちくしようと(いくらでも縫える「あやうい」布ですからね)思っている朝です。