こないだ。図書館からあまり期待せずに借りてきた児童文学とてもよかった・・・・のでなんか頭の中、心の奥で反芻しているのだけれど日常(現実)はバタバタしており考えるヒマもないのだった。でも国会でセンソウ法案(安保法案)がごり押しされそうな気配をわたくしのアンテナ(耳)は感じているのでとても不安なのですがみなさまはいかがでしょうか?
全くのフィクションで『結界』なんかありあちらとこちらの世界を行き来する・・・・しかもこちらの主人公は小学5年からいじめをうけて身の危険を感じ不登校をしている・・・という少年とあちらの世界はすごく厳しい身分制度の最低部分で生活している少年、おもしろ〜〜い。これだからフィクション(おはなし)はやめられぬ(笑)ぜひ、図書館で「リクエスト」してでもご覧くださいな。
それがね・・・・一番心にぴったりきたのは「言葉」言葉をかわす・・ということ。身分制度が厳しくて他の階級の者とは「口を聞いてはならぬ」というおきてがあるので、お互いが知り合うことはないもちろん信頼関係もできるはずがないのだけれど、ある事件(大きなものへと発展する)をきっかけにそこの世界全体(社会のしくみ)が変わる事態に?なっていく・・・というか。
「ミヤマ物語」第一部・第二部
あさのあつこ著(毎日新聞社刊)
- 作者: あさのあつこ
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2008/06/21
- メディア: 単行本
- 購入: 1人
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いつも利用させていただいている図書館に、3歳児向けの絵本を探しに行ったのだけれどちょっとヤングアダルト(中高校生向け・かなり広いゆったりしたラウンジという感じ)コーナーものぞいて「ついでに」あさのあつこ著の本を数冊借りてみた2006年に毎日小学生新聞に連載されたものらしいが(実はあまり期待せず)とりあえずⅠとⅡを2冊・・・・借りて読み始めると一気に読んでしまって「あ〜〜1冊ずつ借りようと思わずによかった」ち思うたのやった。うまい! さすが、あさのあつこ。のってるし売れてるしいい姿勢だしすばらしい。
「バッテリー」「NO6」などいろんな分野の小説を書いている彼女の作品は多彩で図書館ではなにを借りたらいいか?迷うくらい多い(子どもたちにも支持されているからであろうけれども)今回借りた本は、あまりに今のkominka(ツマ)の心境にぴったりだったようでたくさん考えさせながら読んだのだった。
地味な感じなので(「NO6」のような近未来の過激な?長編ではないし・・・・あれは1年に1冊?ずつ書き継がれた小説だった)、もともと小学生や中学生が主人公のことが多いのだけれども十代前半で「こんなこと考えてるの?」というようなことを主人公に語らせて、そのうちすっかり引き込まれその世界に入るのだった(笑)
んで。おもしろくもなんともない本日の「おち」だが(笑)今、決まりそうな勢いの自公政権「戦争法案」ぜーーったい反対。マスコミ、しっかり国会周辺のデモとか取材してくれ〜〜〜! 新聞もちゃんと書いてよ! それで「知る」しかないんだからち、田舎の小さな個人は思っているのだった。小説を読んで(それも児童文学おほほっ・・)刺激されるのもなんだけれど(笑)