古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

青々と・・・

キッチン・プラント(よそ様の台所で)


 いくらか涼しくなってくると秋のお祭り「福吉くんち」も近づいてまいりまして今年は、うちの隣組が「行列」の当番(責任者)なのでまず、参加してくれる若者を確保(いろんな役を確認したり、炊き出しや行列の装束・わらじ・足袋・さらしなどを揃えたり)するための話し合いがありました。初心者(中高生)は10日間毎晩練習に参加できなければなりません・・・経験者は前日(最終日)〜当日だけでもなんとか休みを取っての参加で、その有給休暇も「そげん(方言。そんなに)地元を大事にしたいなら、会社を辞めろ」とまで言われる人もあるらしく農業や近所界隈で仕事(生活)が出来ていた時代とは違い難しいものがありますが、誰も「くんちのお下り」をやめようとは言わないので(?)続いているのでした。



 『浮嶽神社の行列』は、青年・若者がするし(小中学生ではなく)引き継がれてきた「もの」(無形文化財と思われる)ですしそれに加えて、練習のたまものでそろっていて掛け声も気合いがあり、なかなか様になっていてかっこいいのですけれども小さなお祭りですので気をつけてないとあっというまに「下って」行くので(海までの距離は長いし)どこで行列があっているのか?わからないくらいです(笑)・・・もし、見学におみえになるときは10時の白山宮と浮嶽神社の行列が合体してスタートする①「吉井上公民館前」(まむしの湯そば)が一番よいでしょうそれか。福吉漁港の漁師町「しおさい公園」があるところに②「お旅所」(仮設)が出来ますのでその付近にお昼過ぎ(12時ごろ)に待っていると行列が来ますあ?今年のくんちは10月13日(日)体育の日の前日です。見えない所で今年も、お祭りの準備がはじまりました。

《注意事項》
 「福ふくの里」のそばの「白山神社」の行列とは別になりますので、どちらを主眼に見られるか・・・お気をつけておみえになりますように(笑)だってね、「電車の中から行列が見えたから・・」ってあわてて追いかけてうち(浮嶽神社の行列)に辿り着けなかった方がありましたの過去に(笑)
 テレビによく写っているのは白山神社の行列でやっこさんのような小学生たちがかわいいです・・・



 山の神様が、「海遊び(磯遊び)」に行かれる・・・というものらしく、浮嶽は高いので今でも漁師さんたちが港へ戻る目印なので、「辻」(9月のお彼岸頃)のお祭りの時には漁師さんもたくさん安全祈願に登られます七山側との相撲の奉納まであってたそうです。
 福吉くんちの当日は、早朝6時くらいから着付けをして始まりますが8時ごろ中宮久安寺のお宮)での儀式をして「下って」吉井上公民館前で、午前10時に竹戸の白山宮の行列と合体して長い行列になります。
 漁師町まで要所要所で「見せ場」(なんというのかな?)をしつつ下りますお昼頃「お旅所」へたどり着き・・・お神様は漁船に乗って端島はしまのところをぐるぐる回られまして、午後2時「お上り」の行列がスタートします。


 



「お上り」を待ち受ける村びと・去年の様子

 こうやってまとめて写真を見るとわかりやすいかもしれませんが、「どこでありよぅと?」と言われるくらい地味に行列は「お下り・お上り」をしていくのでしたそれぞれの家では、お客さんをもてなしていたりするので通りの人もそうそう多くはないし「出店でみせ」みたいのもない(むか〜〜しは「でみせ」もあったらしい、うわさでは)ので、ホント静かな?お祭りなのです。

 でもね。とっても「いい」ので少し、観光客?を呼んでもよいのではないか?と・・・いつも(もう何年も前から)観光協会のつるちゃんに言ってるのですけれどねぇせめて、「地図」でも作れたらいいなぁと密かに思っているところです。



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 よかったらおみえになりませんか?(ハッ! 「がらくた市」の翌日だった)あぁ・・・こうやってなんやらかんやら田舎の日々は、怒涛のように過ぎていくのでしたあ〜〜さばけんにゃーー(涙)