古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

新築工事、ほぼ完成。酷暑の中、ご苦労さまでした!

 外から見ただけではわからないと思いますが、「壁下地」は赤土を塗っているので日本の風土に合っていると思いますどこまで、現代風(「便利」最先端の・・も含めて)になるかは施主さんと、施工業者元締め(元請け)で監理責任者kominka(亭主)の智恵の出しどころメールや拙ブログ(写真)や携帯電話、宅急便(「みほん」を至急送ったり)で確認しつつ工事は着々と進みました。

 突貫(夜間)工事をすることなく昼間・夕方まで(いくらか残業を6時過ぎまでしたときもありますが)してもらって、できるのですから昼間働いて健康的な仕事だと思えるのです・・・おりしもお盆明けに一人のもう引退された左官さんの親方が70代後半で亡くなりましたまさに、時代の流れを感じる建築現場でございます。
 この誰からも好かれたお酒の(つきあいも含め)大好きだったサンタロさん職人さんを何人もかかえて朝早くから(現場見てきて、「段取り」して)働き、いろんなおつきあいもして・・・kominka(フウフ)福建労で、一緒に旅行に行ったり県民集会でデモ行進したりとたくさんお世話になったいつも笑顔でごく最近まで「こざこざ」(方言。こまごまと)動いてあったのでした持病もあったのですが熱中症(草むしり?)だったのかも?という噂ですみなさんも、気をつけてください・・この酷暑ですいくらか、涼しくなったと油断しないで。
 いま、木造建築の現場で左官さんの仕事が減りました若い職人も塗装・瓦・足場・内装(クロスなど)・・・はいるけれど左官さんいないでしょ?20代とか。塗り壁がほとんどありませんものお風呂もユニットだし、しっくい塗り仕上げはベテランでないと(職人として年を重ねないと)出来ない仕事です昨今はわざと、でこぼこに塗るのが好まれることも多々ありますけれども特に、左官さんは50代以上に限定されてきたみたいで・・・・みなさんの回りはどうでしょうか?

 こちらのおうちは、左官工事がしっくい仕上げだしポーチも玄関もとてもいい感じでしょう?(笑)さすが職人の心意気。いろんな業種の方々に頑張ってもらいましてなんとか「完了検査」の日を迎えることが出来たのでした(ホッ!)、まだ何か言われるかもしれませんけどね確認申請(中間検査・完了検査)・瑕疵担保保険云々だのなにやら・・・・まったく。日本全国風土気候が違うのに一律、同じ条件でくくろうというのはどうやろかいと思いますけれどねぇ・・・・・。

 それにしても事前打ち合わせ・確認申請などは別として棟上げが5月で、8月に完成なので「木造在来工法」しかも赤土下地壁では超スピードではないかと思います。もう少し手直しはありますがみんな大変よくがんばりました!(笑)、家主さんご家族(意思の統一)も含めて・・・・みなさんの息の合った連係プレーで事故もなくスムーズに完成いたしましたありがとうございました。


 いよいよ盆休みは終わり週明けですまずは、生ごみと水やりこないだは誰かさんから「急いどるっちぇー。そげなんとあとでせろっ」と言われ、「5分くらいやけん」ということを聞かず(笑)水をホースでかけたりして・・・火に油を注ぐ? 「逆なでする」kominka(ツマ)なのでしたえへへっだって、枯れちゃうもん・・・
 今日はなんだか蒸し暑いみたいですくれぐれも無理されませんように・・・・さ〜て今週もがんばっぺ。