古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

しだれ梅・・夜の強風で散ったそうだ・・・

 もう何年も前からうわさには聞いてたのだが「あんた、一人じゃゼッタイ行けんばい」「ちょっとじゃなかっちゃけん」と、ご近所のお姉さま方の話を「耳ダンボ」で情報収集してきて日曜の朝、よしっ車で15分くらいだし場所の確認がてら行ってみようと。
  

 朝、10時前に着いてしばらく見せていただく80代のご婦人が一人で庭を守っておられる「あ〜残念やったです、きのうまでのぬくさと夜の間に散ってしまって・・」「今年はよか天気が続いたけんが、お客さんも多くいらした(この「いらした」は方言。アクセントが唐津弁である)とですよ」「お茶でも飲んでいかんですか?」と、そのあいだ誰も来られず入口ののれん?も片づけられながらいろんな話を聞く。ちょっと残念だったけれど「来年のお楽しみ」に有須田さんもこれからしだれ梅を切って(上の方は、フクオカにいる息子に選定してもらうそうだ)・・と一年中、お庭の手入れ・畑の野菜など休む暇もなく働いておられる様子が伺えたのだったすばらしい。


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唐津遺産」めぐり・まち歩きツアー(つづき)

 立派なお屋敷はそれなりに庶民の建物は・・・・それでも今まで、残ってきたのですから「再利用」というか大切に使われているというのがいいなぁとそしてそれを自慢げに、案内してくださるガイドさんがおられる街というのはすばらしいと思いました。
 町屋カフェ「ぜん」はなんと、大島邸の保存運動のときお知り合いになったYさんが一人で去年の11月からはじめられていて(びっくりしました)今回は、コーヒーショップの出店や革製品制作の方のワークショップ(小さな小さな靴作りに挑戦)や若手陶芸家さんたち多数の作品展示などイベントがあっていて薫り高い珈琲が味わえる2日間のようで若い人たちの発想で古い建物に新しい息吹が吹き込まれたのがとっても嬉しかったのでした。

格子の内側で

珈琲をいただく「おいしいっ」



町屋カフェ『ぜん』
ところ 唐津市坊主町522番地5
電 話 0955−72−2666
※なんとランチ¥350で営業中とか(どんなのか?期待できそうですわね)
※※ふだんは、一人でされているので「不定休」らしい。電話でお確かめの上、ご来店くださいませ。