古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

[古民家に住む]

※個人がそれぞれお住まいの「お庭」なので、いつもは見られません。平戸観光協会にお問い合わせの上、ご都合がよい場合は遠慮しいしい(遠慮しつつ)拝見させてもらってください。なお、「お庭めぐり」は4月の第3?土日のみです。


 他人から見たら少し自慢げに聞こえるようでも、その家に住んでいる方が「いい」と思われてないと古い家は存続しないと思われます。そしてこんな「天道萌え」(方言。おてんとうさまの下で、自然に生えてきた)が石の間から生えてきたのを大事に思ってあるのもいいなぁと感心しました。

        かわいい若葉 

 お大尽(大金持ち)の家でなくても、庶民も今住んでいるところを大切に思い修繕しつつ暮らすという慎ましい生活を、日本人はいつから忘れてきたのでしょうね?

 1年越しに(1年かけて)探したおうち(お庭)です(笑)
 坂を登ったり下ったり・・

 難を言えばもう少し看板(というか矢印)があると、歩いているお客さんには親切かもしれません、「幼稚園の前です」と言われてもその平戸幼稚園の場所がわからないのですから。けっこう歩きますのよ、探して回りました。


            ×    ×    ×    ×


 こちらはお殿様の別邸の「かご」を置いたという石。単身赴任ならぬ正妻を江戸に人質?に取られていた(女性は都会の方が好きかも?)ので、お一人で?滞在されてたとかで風流な(みやびやかな)方のようです。

         大きな石が二つ 


 明治のオールドローズが5種類ほどあるおうちではちょうど知覧から(武家屋敷関係者みたいでした)お客さんがおみえで、お話がはずんでいるようでした。知覧ももうウン十年行ってないけれど最近はさらに、整備されていることでしょうねあそこは外様だからまたプライドがおありだと思われます。あれ?平戸は??(不勉強ですみません)

   

 あとの2枚は平戸大橋の手前「田平たびら」の、昭和19年完成の(戦時中も普請が続いていた)家で、金山で財をなされたそうですがそれを守るご子孫の方々のご苦労も・・・庶民には考えられない「桁」のように拝察されついあれこれと思いをはせるのでした。それはそれは広大なお屋敷に「お掃除をするために嫁いできた」と謙遜されましたけれど、いえいえはんぱじゃない広さ頭が下がりましてございます。
 だって広い広いおうちの2階の窓ガラスの「さん」までぴかぴか!なんです、おぞうきんで拭いてあるのは凡人のあばら家に住んでいるKominka(ツマ)でもわかりましてございます。「安い綿棒たくさんを買ってきて、すみっこは拭いてます。あんまり隅はできませんねぇ」とか、いえいえ庶民は綿棒すらいきなりお掃除には使えません(貧乏人根性?ですわね)、えへへ。だからってお掃除もいたしておりませんの(苦笑)、あははー・・
 ね?「はーーっ」とか「すご〜い」とか「すばらしい」とかついつい叫びたくなる(?)のも、ご理解いただけましたでせうか?(笑)