古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 大工さんにもいろいろありまして、古民家工事というか・・建て売りとか新建材ばかりの仕事をしてても(30年くらいのベテランでも)、ちょっと勝手が違うみたいです。

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 いきなりやもん!(大涙)、昨日の朝kominka(亭主)が「今日から入る」と言いました、土曜日くらいかとのんびり?(もともとナマケモノのツマ)構えてたので、日記(ブログ)の書きかけで失礼しました(笑)、もちろんまだ数日は工事(台所の床張り替え工事)続いており、「仕事」はあるしーー、でも。ここウン十年来の「悲願」と申しましょうか? にこにこ喜ぶべきなのかもしれませんね。

       破ってます 

 18年くらい前の台風17号・19号で、水害にあい(床上70センチ)家じゅう泥まみれになりましたが、お見舞いにこられた方々は口々に「梁やらしっかりしとる、まだ建て替えんでよかばい」(?!)と言われるので、屋根は一部吹き飛んだまま約4か月翌年に「屋根替え」(大きな大屋根がつきました)をしてもらうまで、ベビーバスを置いててもすぐ満タンになるくらいダーーッと「雨漏り」しておりました(苦笑)。
 昔話で『ふるやのもり』というお話をご存知ですか?古い家に住んでいるおじいさんとおばあさんが「泥棒よりも狼よりも、“ふるやのもり”が一番怖い」と言うので、それを聞いていたどろぼう(屋根裏に隠れていた)とオオカミ(床下に潜んでいた)が「世の中で一番コワイ“ふるやのもり”とは、なんぞや??」と思って、見たことも聞いたこともないので恐ろしい!とびくびくして・・・というおはなしです、あはは。よーくわかります、そういう「ふるや」(古い家)にすんでいるのですもん。

   すすけた梁 

 80年来の「すす」(ほこり)がついていて、『となりのトトロ』で「まっくろくろすけ」がたくさんいるのを思い出しております。すごいでしょ? でもやはり日本の家は、偉い!!いろんな災害に(福岡西方沖地震とかも含め)“持ちこたえてくれた”のでした、あと40年くらい?生きている間中は「しっかりと」守ってもらいたいものです。ありがたやありがたや(お経のように唱えている)。
 さて、本日もがんばりまーーす。