古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 ときどき「私用」で1時間ぐらいかかる場所にでかける、ひと月1回程度なれど・・いろんな変化がある。今年は黄色い「紅葉」が目につく、大型「道路工事」であちこち切り開かれる山や藪、それを田舎の人は「発展」と考える人が多いのではないか?と思いながら通る。
 秋に平戸に行ったときにも、「唐津から2時間かかった」と言うと、「早く高速・西九州自動車道が出来るといいです」と言われ・・・フクザツな気分になった。ナガサキや鹿児島・沖縄など、都から遠いからこその独自の文化が続いてきたように、最近感じているからである。


 とある大きな施設が出来たときに、近所は大抵の人がうきうきして「何か始まる」期待感でいっぱいだったとき・・・ある小学生の男の子がポツリと言ったそうだ、「あの大きな木が、夜眠られない。かわいそう」と。最初??と、なんてセンチメンタル?というかナイーブな感じ方だろう、けっこう活発なスポーツ万能の子なのに・・とそのときは思っていたのだったけれど。エコが当たり前となった「今」になると、クリスマスイルミネーションの派手さを「電気がもったいない」とか思ってしまうへそまがりである(苦笑)

 こないだ車で15分の唐津市七山村「ななの湯」に湯治?に行った。
        天が近い 
 七山は、ムラだけで独立していいくらい有名だし商工会も役場も熱心だし・・と思って感心していたら。あれよあれよと言う間に「追加合併」となった、そのいきさつをあとで聞くにつけ、大型開発(土建型)地方財政の「夢」の大きさ(期待感)を、田舎の人間のはかない?夢でないといいけれどと思わせれた高原の温泉行きだった。
 「ななの湯」は大きな窓から、お風呂に浸かって「外の景色」山々や空が見える・・・いい気分でじーーっとしていた。一品ずつ選べる「お皿」の料理がまたおいしそうで、今度は誰か(家族とでも)来ようと決心したのだ(笑)、午後5時からは入浴料が、さらに100円引きで¥400になるのも魅力。
    途中の小さな「公園」 

 ま〜えから田舎にずーっと住んでいて、「田舎のよさ」を実感として感じている人はどれくらいいるだろう・・・あとからの新住民の方はよくご存知だけれど、もっともっと「自覚」して自慢していいと思うのである。

七山高原から下ると海が見える 

 「うつ」を防ぐ対策として、1日一つ「いいこと」探し・・それを日記に「毎日書くといい」と新聞に書いてあってなるほどと思ったけれど、田舎に住む人間はそれを「おらがムラ自慢」に置き換えてもいいのではないかと考える昨今の(年末の)kominkaであるけれど、なにぶんにも忙しい・・・これにて出かけます(苦笑)へへへ。実行が伴ないますように。