古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 かなり前に、白いベンツで降り立った都会風なご夫婦が「敷地の中に川が流れ、海が見える家はありませんか?」と、役場の紹介で来られたことがある。いくつか見ていただいたけれど・・・お気に召したのはなかったようで、それっきり噂も聞かないけれど、湯布院あたりにでも見つけられたかな?(苦笑)
 そこまで極端じゃなくても、ご自分の「理想の場所」というのは、それぞれに違うと思われるけれど、どこかで折り合わないと(方言?)そうじゃなくても「物件」が少ないのである。それでまず「畑つきの家」がご希望の方は多い。
         こないだ工事した家  入口の畑

 ここは都会から親御さんの家に戻って来られ、いろいろ工事させていただいた、畑も「初めて」と言われるけれど、親がお百姓さんなら「門前の小僧」で、お野菜作りも上手。この頃はいつも「間引き菜」をもらい一夜漬けにしている、ありがたい。
 このくらいの畑(失礼な言い方ですみません、Tさん。いつも野菜を頂くご恩は忘れて・・・)でも、機械は必須。クワなんぞで耕してた日には、シロウト百姓は腰だの腕だのが「病気」になること、受けあいマスです(苦笑)

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 ついでにおせっかいながらアドバイスすると、畑は借りるとよいのである。最初はいくら燃えていても「無理」、ご近所のおじさん・おばさんに教えていただいて、仲良くなるメリットもあるし。ただし誰か仲人ならぬ、人徳のアル方に紹介していただくのが一番だと思われる。合理的に不動産物件・競売物件で手に入れたとしても、「新入り」として謙虚に集落の行事には2〜3年「すべて参加」する覚悟、ありますか?そうじゃないなら、別荘地がいいでしょう。
 10年住んでやっと「一人前」(認めてもらうつもり)なら、なんとかなると思われます。「お気長に」のんびり、お過ごしあそばせ。