古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 ご近所で「農業している女性」(農家のヨメではない)のところに、例年たくさんの加勢人かせにん(お手伝いの人)が来られて、「手植え」してあるんで、差し入れをする。というか「その頃いただきものがあれば、持って来るね」とこないだ話してたら、「うわー。ありがとうございます。助かるー」と言われたので・・
 雨が本格的に降ってる日、ふと思いついて差し入れをすることにした。回りは機械植えで、田植えがすんでいるあいだに何枚か「まだ」の田んぼが目についたのである。
 近所の酒屋(田舎のデパート「ヨロズヤ」である)で「蒸しパン粉」を買おうとしたらなかったので(苦笑)、「白玉粉」にしたのだった。缶詰のフルーツと寒天でも混ぜて(量を増やして)作ろうと。絹ごしのお豆腐を入れると「いい」らしいんで(それは「袋豆腐」がいいんですって)、それも買う。白玉粉ならさすがの不調法(方言?不器用)なkominkaとて「目分量」でもできる(笑)




 そういえば子どもの頃、叔母やご近所の「あんまり知らないおばさん」(母が何か親しいのか?「お返し」か?不明)が、農繁期におはぎとか手作りのものを差し入れしてあったなぁと、今ごろ気がついている。30年くらいも前のことである(笑)
 こないだYお姉さまのうちで、花入れにした「壷」をお返しに行って。お茶飲んでおしゃべりしてたとき、「箸取って喰う」ことがなくなった・・という話をしていたのだった。田舎に住んでいると「葬式加勢」とか「選挙加勢」は、日常茶飯事?で彼女はその「大量の炊き出し」でお料理を覚えたと言われる(「選挙加勢」は最近地味になったものの、地縁血縁の選挙はまだまだ健在?である。選挙についての「いち考察」は省かせていただく)。
 田舎ではお彼岸参り・ときならぬ「お墓参り」(勝手にお仏壇やお墓に参らせてもらう)のとき、まさに突然にお邪魔したにかかわらず、その家の留守番のおばあさんが、必ず何かサササッと「こしらえて」お茶を出してくれてた。そして「お箸で、お皿に取って食べる」ごちそうになったものである。今は「買ったもの」ですませる風潮にある。
 kominkaも、そういう(若い人に差し入れする)年になったのか?おそまつな「手抜き」の差し入れなれど(笑)。さてと本日、実家に「田植え見舞い」に行くのでこれにて。里帰りにいってきまーす。ただし今やカントリーエレベーターで、機械化が進み、いつが農繁期やらわからない兼業農家である。おしゃべりしに行くようなもんではある・・・